i-nest capitalとは
独立系ベンチャーキャピタル、i-nest capital株式会社が新たに1号ファンドを設立し、60億円の総運用額を目指しています。このファンドは、エンターテイメントおよびライフスタイル分野の新興ビジネスを支援することを目的としています。代表は山中卓氏と塚本繁男氏で、彼らは15年以上にわたる投資経験を持っており、長年の友人でもあります。
社名の由来
「i-nest capital」という名前には、起業家(innovator)、投資家(investor)、ファンドの運営者(incubator)の3者が相互に信頼し合い、新しい産業の創造や生産性の向上を目指すという意味が込められています。特に「nest」という言葉には、安心感や居心地の良さを象徴しています。
1号ファンドの運用概要
ファンド名は「i-nest1号投資事業有限責任組合」で、運用期間は10年間を予定しています。目標総額は60億円で、主な投資家にはNTTドコモやみずほ銀行が名を連ねています。この資金を基に、さまざまなベンチャービジネスにアプローチしていく予定です。
投資戦略
i-nest capitalの投資戦略には、次のような特徴があります。
- - シード投資: 資本の25%を新興企業に対する投資に充て、その成長を見込んで支援を行います。
- - 分散投資: 会社設立前からのアプローチを行いながら、エクイティの投資地域をアーリー・ミドル・レイターの3つのカテゴリにセグメント化していく方針です。
- - マイルストン投資: 有望案件に対して、条件をクリアした場合、追加投資も行います。
メンバーの背景
- - 山中卓: 東京大学経済学部を卒業後、金融機関での経験を経て、モバイル・インターネットキャピタルに勤務し、2019年に独立してi-nest capitalを設立しました。
- - 塚本繁男: 東京大学経済学部卒業後、みずほフィナンシャルグループに入行し、その後自らGSW株式会社を設立しました。そして、i-nest capitalにも取締役として参画しています。
キャピタリストを募集中
現在、i-nest capital株式会社では新たな仲間を募集中です。ベンチャーキャピタリストとして、新しい産業の創造に興味をお持ちの方はぜひご応募ください。経験の有無ではなく、意欲が重視されます。
企業情報
- - 社名: i-nest capital株式会社
- - 設立: 2019年5月
- - 代表者: 山中卓
- - Webサイト: i-nest capital
- - 連絡先: info@i-nestcapital.com