ユシロ神奈川テクニカルセンターが挑む持続可能な未来
2025年4月1日、株式会社ユシロの神奈川テクニカルセンターは、シナネン株式会社による実質再生可能エネルギー比率100%の電力供給を開始します。この取り組みは、持続可能な社会の実現を目指し、温室効果ガス排出量を減少させる重要なステップです。
株式会社ユシロの概要
株式会社ユシロは金属加工油剤やビルメンテナンス製品の製造を行う企業で、1944年に設立されました。ユシログループでは、サステナビリティを基本方針に掲げ、環境負荷の低減に取り組んでいます。今回の電力供給を通じて、ユシロはさらなる温室効果ガス削減を見込んでいます。
シナネンの役割
シナネン株式会社は、幅広いエネルギーサービスを提供する企業であり、再生可能エネルギーの導入を強化しています。神奈川テクニカルセンターへの電力供給は、同社の「シナネンあかりの森プロジェクト」とも結びついており、CO2排出量の削減に大いに貢献しています。シナネンは、再生可能エネルギーへのシフトを支援し、持続可能な未来を目指しています。
年間約358トンの温室効果ガス削減
新たに導入される電力では、温室効果ガスの年間削減量は約358トンと見込まれています。この数字は、非化石証書を含むものであり、企業としての環境への責任を果たすための重要な指標です。
脱炭素化への貢献「シナネンあかりの森プロジェクト」
「シナネンあかりの森プロジェクト」では、海や森の生態系を守る活動が進められています。このプロジェクトには、不特定多数の団体との連携があり、自然を育むためのさまざまな取り組みを行っています。また、カーボンネガティブを実現するため、環境保全活動にも力を入れています。
このプロジェクトに参画するユシロは、より豊かな未来を実現するため、持続可能なエネルギー利用の重要性を強調しています。自社だけでなく、消費者も参加できるイベントを通じて、環境意識の向上を目指しています。
シナネンホールディングスとその事業展開
シナネンホールディングスは1927年に創業し、エネルギー、住まい、暮らしに関する総合サービスを提供しています。「地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」というミッションを掲げ、エネルギーソリューションや環境に配慮した新規事業の開発に力を入れています。シナネン株式会社は法人向けエネルギーサービスに特化し、再生可能エネルギーの販売やメンテナンスなどを展開しています。
これからの展望
シナネンは、今後も再生可能エネルギーの開発を強化し、温室効果ガス削減に向けた取り組みを推進します。また、持続可能な社会の実現に向けて、企業活動の中で環境保全を重視した施策を実施していく姿勢を貫いています。
ユシロ神奈川テクニカルセンターでの新しい電力供給は、企業としての環境に対する責任を示す一歩であり、持続可能な未来に向けた大きな一歩となるでしょう。