九州医療センターの新治療
2025-01-21 17:51:13

最先端のがん治療を目指す国立病院機構九州医療センターの新たな挑戦

九州医療センターが開設する新放射線治療センターの全貌



国立病院機構九州医療センターが、2025年1月に新たに放射線治療棟を設けることを発表し、最新の放射線治療装置「リニアック」を導入します。この新センターの設立は、がん治療における新たな拠点となり、地域医療の大きな変革へとつながるでしょう。

放射線治療センターの概要



新設される放射線治療センターは、患者の多様なニーズに応えるべく、総合力と専門性を兼ね備えた治療を提供します。特に、リニアック(直線加速器)は、治療精度を大幅に向上させることが期待されており、がん患者に対する医療の質を一層高める役割を果たします。この最新鋭の装置は、高精度な放射線照射を行うことができ、患者への負担を軽減する設計になっています。

がん治療に向けた新しい体制



新たに設立される放射線治療科では、総合病院の強みを生かし、患者個別の治療に焦点を当てた多職種での連携を進めます。具体的には、治療計画から施術、さらには治療後のフォローアップに至るまで、全ての段階で一貫したケアを提供します。この体制は、外科的治療や化学療法と連携し、特に高齢者の患者に対しても安全かつ適切な治療を行うことが可能です。

九州地域のがん治療の拠点として



九州医療センターは、がん治療における地域の拠点としての役割を担っています。高齢化が進む中で、がん患者のニーズはますます多様化していますが、九州医療センターはその期待に応えるべく、先進的な医療サービスを地域に根ざして提供していく方針です。地域の患者やその家族に対し、安心感と信頼を提供する姿勢を大切にしています。

開所式の開催



放射線治療センターの設立に際し、開所式を行います。この機会に、がん治療の最前線を担う九州医療センターの新たな挑戦を多くの方々に伝えられればと思います。開所式は2023年1月28日に行われ、院長の挨拶、テープカット式が予定されており、報道関係者向けの内覧も行われます。

九州医療センターの医療機能



九州医療センターは1994年に設立され、福岡中央病院と久留米病院を統合し、九州全域に高い水準の医療を提供することを目指しています。がん、循環器疾患、高度救急医療、周産期医療など多岐にわたる専門分野にわたり、地域医療の要として重要な役割を果たしています。病床数702床、職員数約1463名を抱え、多様なニーズに応じた医療サービスを展開しています。

最新施設の導入と共に、九州医療センターは今後も地域に根ざした先進医療の提供に努め、患者一人ひとりに寄り添った丁寧な治療を心掛けていくことを誓います。このような新たな取り組みは、地域医療の発展に寄与し、何よりも患者の健康と幸福を最優先に考えた医療を実現するための一歩です。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立病院機構九州医療センター
住所
福岡県福岡市中央区地行浜1丁目8-1
電話番号
092-852-0700

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