新時代を切り開くCGアニメーション『DAWN STORY』
群馬県高崎市に本社を置く株式会社ゲンズが、新たなCGアニメーションシリーズとして「DAWN STORY」の配信を開始します。2024年11月16日よりYouTubeで配信予定のこの作品は、全5章で構成され、約60分の映像が展開される予定です。
作品の舞台とテーマ
本作の舞台は、群馬県がモデルとなった仮想の「メタグンマ帝国」。未来の地球での環境問題がテーマであり、観客は人類のデータ化によって作り出された仮想世界で繰り広げられる壮大な物語に誘われます。特に、物語の核となる「人類変換計画」が暴走することで、記憶を失くした「新しい人類」と現実に生き延びた「旧人類」の壮絶な争いが始まります。
地元の魅力と未来への希望
監督の石川元太氏は、「完全に未知の世界を描くのではなく、地元群馬の風景や文化を背景にした物語を楽しんでほしい」と話し、次世代のクリエイター育成にも力を入れています。作品を通じて新しいクリエイティブなコミュニティを築くことが目標です。また、群馬の様々な文化や日常的なネタも取り入れつつ、地域の魅力を発信しています。
技術と連携による新たな体験
『DAWN STORY』では、映像だけでなく、製作した3Dデータをゲームやメタバースなど、様々なプラットフォームで活用します。例えば、人気ゲーム「フォートナイト」上にメタグンマ帝国のエリアを再現し、デジタル化された群馬県を訪れる体験を提供します。
クリエイターとの協力
本作には、声優や3Dデータ制作、アニメーション、音楽など多様な分野で活躍するクリエイターたちが参加しています。特に、声優活動が初めての人々にも挑戦の場を提供することで、クリエイティブな成長を促進しています。
未来の展望
壮大な3部作として展開される「DAWN STORY」。今後の続編やショートシリーズで新たなワールドも登場予定です。また、人気キャラクター「ネコダルマ」が他作品とのコラボレーションに巻き込まれる期待もあり、さらなる展開が待たれます。
このプロジェクトは、クラウドファンディングで目標の188%を達成し、地域活性化だけでなく、グローバルな展開をも視野に入れた作品となっています。公式YouTubeチャンネルやSNSを通じて、ファンとの服の関係構築にも努めています。
監督と会社の背景
ゲンズの代表取締役であり監督の石川元太氏は、群馬出身のCGアーティストとして知られています。同氏はCG技術と地域のデジタルコンテンツ制作に情熱を注ぎ、「DAWN STORY」を通じて群馬と世界を結びつけることを目指しています。
このように、「DAWN STORY」は群馬県の魅力を世界に発信しつつ、地域のクリエイター育成にも寄与する、新しい時代のアニメーションプロジェクトです。