オプロ、Salesforce AppExchange上で「カミレス」を更新
株式会社オプロは、東京都中央区に本社を構える企業であり、エンタープライズクラウドマーケットプレイスであるSalesforce AppExchange上で、行政機関向けの電子申請サービス「カミレス」の機能更新を発表しました。この最新バージョンでは、「Salesforce Public Sector Solutions(PSS)」との連携が可能となり、新たなサービスを提供することが実現しました。
カミレスとPSSの連携
「カミレス」は、行政機関が使用する電子申請サービスであり、紙の申請書類をそのまま電子化できるという特長があります。これまで日本特有の数百種類に及ぶ帳票フォーマットが利用できることが評価され、多くの行政機関で導入されてきました。今般、新たにPSSとの連携機能が追加され、利用者中心のデータ管理が可能になりました。PSSは、公共機関向けに特化したソリューションであり、給付管理や職員ポータルなどの機能が seamlessly に組み込まれています。
この連携により、カミレスが作成した電子申請フォームの情報を直接PSSに送信することができ、情報の転記作業や誤入力を防ぐことで、業務の効率化やデータの活用が促進されます。これにより、公共機関の職員はより効率的に業務を遂行できるようになるでしょう。
業務効率化とコスト削減
「カミレス」はSalesforceのプラットフォーム上で動作するため、特別なシステム開発を行わずに、設定のみでPSSとのデータの参照や連携が可能です。この特徴により、システム導入にかかるコストを大幅に削減することができるため、行政機関にとって大きなメリットとなります。また、2020年のリリース以来、カミレスは機能強化を重ねており、今回の更新もその一環です。
お客様のデジタルトランスフォーメーションの加速
オプロの取締役である吉田順一氏は、PSSとの連携により、公共機関の申請業務がデジタル化されることを期待しています。彼は「カミレス」とPSSがシームレスに連携することで、申請からデータ活用までのプロセスが最適化されると述べ、今後もSalesforceとの連携を深めていく考えを示しました。
また、Salesforce・ジャパンの浦野敦資専務執行役員は、「カミレス」がPSSの新たな機能としてAppExchangeに追加されたことを歓迎し、業務効率化とコスト削減が実現すると述べました。これは、既存の帳票フォーマットを変える必要なく、カスタマイズができるので、多くのビジネスニーズを持つ企業にとっても魅力的です。
利用方法と今後の展開
「カミレス」は、現在AppExchange内で利用可能であり、以下のリンクから取得することができます。
このように、オプロが提供する「カミレス」は、公共機関のDX推進に努め、今後もさらに進化を続けていくことでしょう。オプロは「make IT simple」というミッションのもと、クライアントの新たなビジネス価値の創出に寄与することを目指しています。
詳細情報やサービスの利用については、オプロの公式サイトをご覧ください。
この発表は、行政機関にとって大きな進展を意味しており、今後の更なる業務効率化やデータ活用の可能性に期待が高まります。