森林認証取得を支えた印刷業界の新たな挑戦
株式会社森未来(本社:東京都渋谷区、代表取締役:浅野純平)は、「Sustainable Forest」を使命として、コーポス株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:大谷敦彦)の森林認証取得を支援しました。この取り組みは、印刷業界での持続可能性を訴求する重要な一歩であり、企業の社会的責任にも寄与しています。
森林認証取得の背景
コーポスが森林認証を取得しようと思ったきっかけは、既存の取引先からの強い要望でした。「製品を森林認証品に切り替えたい」というクライアントの声は、単なる顧客ニーズではなく、SDGsへの貢献という明確な使命感を伴っていました。そのため、コーポスは社内での知識不足を打破し、認証取得を真剣に検討することに。
当初は試行錯誤の連続でしたが、調査を進めるうちに、森林認証が企業が果たすべき社会的役割として重要であることを認識。紙を主要な材料とする印刷業界において、森林認証の取得はもはや選択肢ではなく、必然であると確信したのです。
森林認証コンサルティングとの出会い
森未来にコンサルティングを依頼した理由は、他社と比較して圧倒的に分かりやすい情報提供にありました。複雑な規格書も、森未来が指導してくれることで、スムーズに理解し、進められるという期待があったからです。
初めての試みであったため不安もありましたが、森未来は認証取得プロセスを一手に引き受け、コーポスは日常業務に影響をほとんど与えずに認証を取得するに至りました。これにより、社内の不安や混乱が緩和され、業務の生産性も高まりました。
森林認証取得の成果
認証を取得した結果、コーポスは新しい営業のアプローチが可能になりました。これまでお断りしていた認証案件も対応できるようになり、新たなビジネスチャンスの創出に寄与しています。このような変化は、特にシール印刷というニッチな業界においては、大きな競争力となります。
さらに、認証取得ができる企業が少ないシール印刷業界だからこそ、明確な差別化ポイントを確保でき、他社との競争において優位に立つことが可能です。したがって、認証取得は新たな市場機会を生み出す要因と考えられます。
今後の展望
コーポスは今後、名刺や自社のホームページに認証ロゴを表示し、さらなるアピールを予定しています。毎年出展する地域の展示会でも、このロゴを駆使し来場者に自社の取り組みを広く知ってもらうつもりです。
また、社内教育にも力を入れ、今回の認証取得がSDGsへの貢献に繋がることを従業員に伝え、意識向上を図ることに努めています。自らも事務局として参加し、得た知識を社内全体に展開していく考えです。
森林認証コンサルティングの重要性
森林認証は、FSC®やSGEC/PEFCなどの認証がありますが、森未来ではそれらの取得に必要な体制づくりから教育訓練、書類整備まで一貫して支援しています。認証取得を希望する企業にとって、信頼できるコンサルティングパートナーを見つけることは、その後の運用も含めて重要です。
もし初めて認証を取得する際の不安や疑問点があれば、ぜひ森未来に相談してみて下さい。信頼できるサポートが得られるでしょう。