八戸の冷凍自動倉庫『LOGI FLAG TECH 八戸Ⅰ』運用開始の重要発表

八戸の冷凍自動倉庫『LOGI FLAG TECH 八戸Ⅰ』運用開始

霞ヶ関キャピタル株式会社（以下、霞ヶ関キャピタル）が開発した冷凍自動倉庫『LOGI FLAG TECH 八戸Ⅰ』が運用フェーズに移行しました。これは、冷凍自動倉庫として初めての運用開始事例であり、物流業界における新たな挑戦を意味しています。

プロジェクトの背景と目的

近年、冷凍食品の需要が急増している中、物流業界では労働力不足が深刻な問題となっています。特に、2024年問題によるトラックドライバーの不足が顕著であり、さらには高齢化による就業者の減少も影響を与えています。そこで、霞ヶ関キャピタルは冷凍冷蔵倉庫の自動化を進め、新しい物流ソリューションを提供することを目指しています。

この冷凍自動倉庫は、2030年のフロン規制を見据えた冷凍冷蔵倉庫の設備投資の一環であり、環境への配慮も考えられています。また、それを通じて中長期的な収益の維持と拡大を図る狙いがあります。

プロジェクトの概要

本プロジェクトでは、物流のノウハウを活かした施設の開発、管理、運営が行われ、冷凍食品の需要に応じた最適な倉庫環境を整備しています。冷凍自動倉庫に自動化技術を取り入れることで、効率的な運用が期待されており、投資価値の最大化を目指しています。

運用フェーズへ移行することにより、新しい投資機会が生まれることも期待されています。この取り組みは、霞ヶ関キャピタルにとっても重要な成長戦略の一部であり、更なる冷凍冷蔵アセットの開発を推進する計画です。

取引先と関係性

コールドストレージ八戸合同会社との取引において、人的な関係は存在しませんが、重要なパートナーであるとして、アセットマネジメント業務が委託されています。これにより、倉庫の管理や運営が一層円滑に進むことが期待されています。

会社概要

霞ヶ関キャピタル株式会社は、2011年に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。代表取締役の河本幸士郎氏が率いるこの企業は、物流施設やホテル、ヘルスケア施設の開発に従事しており、企業のノウハウを活かしてさまざまなプロジェクトを推進しています。

従業員数は256名で、資本金は184億9392万円（2024年8月末日現在）。今後も環境に配慮した冷凍自動倉庫など、新しい物流ソリューションを提供し続けることで、さらなる成長を目指していく考えです。