メルカリが見せる!2025年のトレンドと人気商品を徹底解析
2025年3月、メルカリが発表したニュースレターから、2025年に注目すべきトレンドや人気商品が浮き彫りとなっています。本記事では、特に目を引く3つのポイントを中心に詳しく解説します。
1. 中古ランドセルの人気
春の入学シーズンが近づく中で、中古ランドセルの取引が急増しています。最近のデータによると、2024年の年間取引件数が過去最高を更新し、2019年と比較して約1.4倍にも達したことが報告されています。メルカリの”ラン活”は特に入学直前の時期にピークを迎えるため、消費者の動向が注目です。
「ランドセル購入に関する調査 2024年」によると、伝統的にはランドセルの購入が最も盛んなのは5月ですが、中古ランドセルは異なるパターンで動いていることが確認されています。従来の購買サイクルとは異なる背景には、経済的な理由やリユースの重要性が影響していることでしょう。
2. 若年層を中心に広がる編み物ブーム
次に注目すべきは、編み物関連商品の取引の増加です。2025年1月には「編み物」に関連する月間取引件数が過去最高を更新し、前年同月比で約1.6倍に急増しました。特に10代や20代の若年層による取引数が劇的に増えており、昨年対比で約3.4倍の成長を見せています。
このブームの背景には、人気アイドルやインフルエンサーたちのSNSでの活動が大きく寄与しています。編み物が趣味として注目され、若者たちが自らの手で制作することに楽しさを見出しているようです。このトレンドが今後も続くのか、注視していきたいところです。
3. 日本と台湾の検索ワードランキング
最後に、日本と台湾の検索ワードランキングの動向にも注目が集まります。日本では、ノースフェイスやこたつ、福袋といった季節商品が人気を博し、多様なジャンルにわたる検索が行われていることが分かります。一方、台湾ではキャラクター関連の人気が特に高く、最近では「吉伊卡哇(ちいかわ)」が検索1位に輝きました。
「ちいかわ」は台湾で特に注目を集めており、2025年1月に行われたイベントには320万人以上が訪れるなど、その人気は不動のものとなっています。また、同じ作者の「ナガノのくま」も大変な人気でランキングに名を連ねるなど、日本のコンテンツカルチャーが台湾で急速に浸透していることが伺えます。
これらのトレンドはメルカリだけでなく、今後の市場や消費者の行動にも大きな影響を与えていくことが予想されます。2025年のメルカリにおける新たな動きに目を離せません。