KAGOYAが新たに提供する「サーバーリモートコントローラー」
カゴヤ・ジャパン株式会社は、2025年3月25日から物理サーバーを遥かに簡単に管理できる新オプション「サーバーリモートコントローラー」を導入します。このサービスは、プライベートクラウド「FLEXベアメタルサーバー」に追加され、企業のIT環境を一層快適にサポートします。
解決したい課題
プライベートクラウドの運用において、サーバー提供を受けるお客様は自身でハードウェアの状態を監視する必要がありました。しかし、ハードウェアの故障、特にディスクの障害を素早く検知するのは非常に難しく、多くの企業が頭を悩ませてきました。この新しい「サーバーリモートコントローラー」は、これらの問題を解決するために開発されました。
サーバーリモートコントローラーの機能
このシステムは、サーバーのハードウェア状態を常に監視し、異常な事態に対して即座に対処する仕組みを提供します。具体的には、以下の機能があります:
ストレージやメモリ、電源の異常を検知し、問題が発生した際には即座にメール通知を行います。
仮想コンソールを通じてサーバーの各種操作ができます。これには電源のON/OFF、BIOSの設定変更、RAIDの再構築などが含まれます。
これにより、例えばサーバーのネットワークが切断された場合でも、IPMIネットワーク越しに問題を確認し、復旧処理が可能です。
従来であれば、故障の際には会社に連絡をして、必要な作業を依頼する必要がありましたが、今回のリモート操作機能により、企業は自ら迅速に問題を解決できるようになります。これにより復旧までの時間が大幅に短縮され、ビジネスの継続性が向上します。
利用環境と価格
利用対象サーバー
「サーバーリモートコントローラー」は、FLEXベアメタルサーバー R4以降に対応しています。ただし、一部サーバーは対象外です。
ネットワーク構成
推奨される利用方法はローカルネットワークです。これはIPMIのセキュリティを確保するために重要です。
料金体系
以下は「サーバーリモートコントローラー」の料金です(税金含む):
- - 初期費用: 11,000円
- - 月額料金: 1,100円
すべてのビジネスニーズに対応
KAGOYAは、長年にわたり国内自社データセンターを基盤とした高品質なサービスを提供してきました。「サーバーリモートコントローラー」の導入により、多様な業種のお客様に対しても、より良いインフラ環境を提供できると自信を持っています。
詳細な利用ガイドや移行に関するお問い合わせは、KAGOYAの公式サイトを通じてご相談いただけます。是非、この新しいサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。