ラナ・プラザ事故からの学び
2026年4月24日、私たちはラナ・プラザ崩落事故から13年の節目を迎えます。この事故は、ファッション業界における労働環境の問題を浮き彫りにしました。バングラデシュの商業ビルの崩壊によって、1,100人以上が命を落とし、さらに多くの人々が傷ついたこの事件をきっかけに、私たちの消費行動は大きく変わりつつあります。
特集記事の背景
株式会社UPDATERが運営するライフスタイルメディア「Shift C」は、事故の背景に触れることで、ファッションに対する理解を深め、心惹かれるブランドと出会う機会を提供しています。編集長の浦田庸子とライターの白石綾により選ばれた6つのブランドは、サステナブルかつ社会的な意義を持つ製品を提供し、その取り組みを通じて新しいファッションのあり方を示しています。
選ばれたブランド6選
1.
Dorsu(ドルス)
カンボジアを拠点に、適正な報酬と安全な労働環境を提供することを重視したブランドです。彼らの哲学に基づいた製品群は、質の高いものづくりを実現しています。
2.
Kinabuhi(キナブヒ)
フィリピン・セブ島のブランドで、「命・生活・人生」をテーマに掲げ、作り手の視点を重視したものづくりを行っています。地元農家との連携により、素材に対する意識も高めています。
3.
SHIFT80
ケニアのキベラスラムに拠点を置くこのブランドは、アップサイクル製品を通じて、地域コミュニティに還元することを目的としています。彼らのプロダクトは単なるモノではなく、社会参加の象徴です。
4.
UNROOF(アンルーフ)
障害の有無に関わらず、すべての人が共に働ける職場環境を提供する革工房です。「天井のない社会」を目指し、各自が得意とするものを活かせるようサポートしています。
5.
HASUNA(ハスナ)
採掘の過程から販売までの透明性を確保するジュエリーブランド。国際認証を取得し、環境にも配慮した素材選びを徹底しています。
6.
Vivienne Westwood
廃棄素材を使用した製品を展開し、アフリカの職人たちとの協働を通じて、持続可能な社会を作ることを目指しています。支援の形ではなく、自立を促す方針が特徴です。
シフトCの理念
Shift Cは、ファッションの選択においてデザインだけでなく、そのブランドの背景や想いにも重きを置いています。江戸時代から続く「贔屓文化」は、現代にも通じるものがあり、ブランドと消費者の関係をより深いものにしています。これからも多様なライフスタイルの中で、皆さん自身の「アナタびいき」を見つけていただきたいと願っています。
最後に
私は、この特集を通じて、ただの消費ではなく、心惹かれるブランドと出会うことができました。その背景やストーリーに触れることで、ファッションをより深く楽しめるようになりました。皆さんもぜひ、これらのブランドを手に取って、その魅力を感じてみてください。