小松精練がプレミアビジョン2016春夏に出展
小松精練がフランス・パリで行われる世界最大級のテキスタイル国際見本市『プレミアビジョン2016春夏』に出展します。この参加はなんと25回目であり、同社の存在感を際立たせる絶好の機会となっています。
プレミアビジョンの歴史
1973年に創設されたこの見本市は、当初フランス・リヨンの15社のテキスタイルメーカーにより設立されました。1977年にはフランス市場が開放され、1980年には英国の参加を機にヨーロッパ全体の見本市として発展。2002年からは国際的な出展も受け入れるようになり、小松精練は2003年に初参戦しました。
顧客の期待に応える小松精練
今回の出展では、日本から44社という過去最多の企業が参加しますが、小松精練のブースはその中でも特に大きな面積を確保しており、注目度抜群です。展示する商品は約650点におよび、4つの主要なカテゴリーに分かれています。
1. レディース・プロジェクト
ファッション企画室による独自開発商品で、テキスタイルデザイナー梶原加奈子氏の監修のもと、以下の4つのテーマで展開:
- - Wayfarer: 旅をテーマにした麻ライクな素材。
- - Slow Life: 見た目に優しいコットンライクの素材。
- - NEO “Simple” STYLE: 前シーズンのトレンドを更に進化させた製品。
- - DENIM: 高級感を持たせた合繊デニム。
2. 環境に配慮した『ONIBEGIE』
2014年に販売が始まった国内産の玉ねぎ外皮から作られたハイブリッド合繊素材『ONIBEGIE』は、環境配慮を考えた製品であり、海外展開を強化中です。
3. デジタルプリントファブリック『モナリザ』
エコを意識した無水化染色技術を用いた商品『モナリザ』は、デザイナーコレクションとベーシックコレクションから成り立ち、新たに45柄を披露します。また、1,000柄以上のアーカイブからシーズンに合った柄も提案します。
4. クアトローニの進化版
超軽量透湿防水ファブリック『クアトローニ』は、軽さを徹底的に追求した進化版が発表され、アクティブなテイストを好む顧客のニーズに応えます。
出展概要
見本市は開催期間として2015年2月10日から12日までの3日間行われ、1793社が参加。小松精練のブースは126平方メートル、位置はNo.6E18および6F19で、ぜひ会場に足を運んで新しいテキスタイルのトレンドを体感してみてください。
公式サイトも要チェック!ここから詳細情報や出展品のプレビューが確認できます:
Premiere Vision公式サイト。