和歌山で開催されたスポGOMIワールドカップ2025予選、優勝チームが決定

和歌山でのスポGOMIワールドカップ2025予選大会

2025年8月2日（土曜日）、和歌山城の砂の丸広場にて、『日本財団スポGOMIワールドカップ2025 和歌山STAGE』が開催されました。このイベントは、日本財団スポGOMI連盟が主催する大会で、全国から13チームが参加し、39人がその一翼を担いました。

優勝を果たしたのは「おもてなしゴミバスターズ」、彼らは前回大会に続き連覇を達成しました。なんと彼らは、合計13.97kgものごみを拾い上げ、2034.5ポイントで見事な勝利を収めました。彼らは次回、2025年9月21日に東京で開催される全国大会『日本財団スポGOMIワールドカップ2025 日本STAGE』に出場することが決まり、さらなる成功が期待されています。

スポGOMIとは

『スポGOMI』は「スポーツ×ごみ拾い」をテーマにした新しい形の競技です。3人1組のチームで構成され、制限時間60分の間に設定されたエリアからごみを拾い上げ、その重量や種類に応じてポイントが与えられるシステムです。これにより、参加者は環境問題を意識しつつ、競争を通じて楽しむことができます。

このイベントの大きな目的も、環境問題への関心を高め、海洋ごみの削減活動を広めることにあります。全国的な普及を目指し、国や世代を越えて多くの人々が参加できる機会を作り出しています。

イベントの詳細

- 日程：2025年8月2日（土）
- 開催場所：和歌山城砂の丸広場（和歌山県和歌山市一番丁3）
- 参加人数：1チーム3人×13チーム = 39人
- 主催：一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
- 運営：株式会社Life Reversal Gaming
- 共催：日本財団
- 協力団体：一般社団法人和歌山青年会議所、一般社団法人文化芸術スポーツ振興会など

ごみの回収結果

和歌山STAGEでは、参加者が全体で34.61kgものごみを集める成果を上げました。会場周辺には多くの建物があり、それによって人目につきづらい場所に多くのごみが隠れていたようです。上下関係なく幅広い世代の方々が参加し、皆が一体となって清掃に取り組みました。

優勝チームのコメント

優勝した「おもてなしゴミバスターズ」は、前回の経験を生かし、より遠くの場所までごみ拾いを行ったと語ります。彼らは細い道や建物の間にごみが多く落ちていることを発見し、その辺りから効率的に拾い集めたとのことです。また、彼らは今後の大会でも1位を目指す意気込みを見せており、「スポーツなので楽しむことを第一に、良い結果が出せればと思います」との抱負を語りました。

日本財団とスポGOMIの役割

一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、スポGOMIを通じて健康で環境に配慮した社会作りを目指しています。ごみ拾いを通じて、多くの人々にリサイクルの重要性を伝え、より良い街を作るための活動を推進しています。また、株式会社Life Reversal Gamingは、ゲームを通じて社会のつながりを促進し、新たな価値を創造し続けることを目指して活動しています。

このように、スポGOMIはただの競技ではなく、スポーツと環境保護を融合させる重要なコミュニティ活動なのです。