秋田産新米の定額パスが登場!
近年の米不足が懸念される中、株式会社フィードイノベーションが新たにユニークなサービス「お米年間定額パス」を発表しました。このサービスは、令和7年に収穫された新米を年間を通じて定額で提供するもので、4月28日からクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で購入が可能です。
会社概要と農業への取り組み
秋田県大館市に拠点を置くフィードイノベーションは、水稲専業の農業生産法人です。2024年には40ヘクタールの面積で約200トンを出荷する計画を立てています。最近の米不足に直面し、同社は増産に力を入れていますが、供給がなかなか追いつかないのが実情です。そこで、消費者の支援を仰ぎながら生産能力の拡大を目指しているのです。
クラウドファンディングのメリット
通常のEC通販やサブスクリプションサービスでは、売上金の回収に時間がかかるため、迅速な設備投資が難しいとされています。しかし、クラウドファンディングを利用することで、必要な資金を短期間で調達することができ、これまで以上に効率的な生産体制を整えることが可能になります。新たに設けられる農地での米生産が順調に進むことで、より新鮮なお米を消費者に届けることが期待されています。
お米年間定額パスの詳細
「お米年間定額パス」は、1年、2年、3年の各コースが用意されており、同じ価格で通年定期的に秋田産の新米が配送されるサービスとなります。これにより、消費者は「お米が買えなくなる」「価格が上がる」といった不安から解放されることでしょう。このサービスは、一時的な販売ではなく、持続的な供給を目指しています。
今後の展望
フィードイノベーションは、「食べるを変える」という理念のもとに、新しいサービスを通じて農業生産者と消費者との間に新たなつながりを生み出すことを目指しています。今後も農業の未来を見据えた革新的な取り組みが期待されます。
この機会に、ぜひ「お米年間定額パス」を利用してみてはいかがでしょうか?これまで頑張ってきた農家の思いを感じながら、安心しておいしい秋田産の新米を楽しむことができます。