シーサート協議会の会合
2025-09-05 08:21:22

日本シーサート協議会が2025年度の全体会合を開催し未来への指針を示す

日本シーサート協議会が2025年度全体会合を開催



2025年8月29日(金)、一般社団法人日本シーサート協議会(NCA)は、ビジョンセンター東京 京橋にて「2025年度全体会合」を無事開催しました。当日は約600名の会員や関係者が参加し、オンライン参加者も含め、多くの方々が集いました。この会合では、2024年度の活動成果や2025年度に向けた方針について報告し合いました。

会合の冒頭での挨拶



会合の初めに、北村理事長が挨拶を行いました。その中で、NCAの設立当初はわずか6組織からスタートしたことに触れ、現在では596組織まで成長したことを感慨深く語りました。「私たちは18年目を迎え、成人を迎える節目の年を迎えました。コロナ禍という厳しい環境に敗けることなく、2020年以降も200組織を新たに迎え入れ、仲間の輪を広げてきました」と北村理事長は感謝と成果を述べました。NCAの未来に向けた目標は、1000組織体制の実現です。これは単なる数字ではなく、より多くの仲間と共に社会に貢献できる協働の形を築くための工程です。

プログラムの詳細



会合は以下のプログラムで構成されました。
1. 開催報告
2. 社員総会報告
3. 各委員会報告
4. Annual Conference実行委員会報告
5. ワーキンググループ活動紹介
6. 講演
7. 閉会挨拶
8. 意見交換会

特に、ワーキンググループ(WG)活動や各種委員会の取り組みは重要なテーマとなり、多くの取り組みが発表されました。国内外のセキュリティ動向をもとに立ち上げられたWGや、昨年度新規に立ち上げた活動の進行状況が報告されました。

また、コペンハーゲンでの「37th Annual FIRST Conference」への参加を通じて得た知見がどのようにNCAに役立てられるのかも議論されました。世界のCSIRTコミュニティにおける課題や議論も共有され、今後の活動に向けた指針が示されました。

意見交換会の模様



会合終了後には、参加者同士が自由に意見を交わす意見交換会が開催され、和やかな雰囲気の中で情報共有が行われました。この場では委員会やワーキンググループを超えた交流が見られ、新たなつながりが生まれました。活気に満ちた雰囲気の中で、参加者一人ひとりが未来に向けたビジョンを共有しました。

2025年度に向けてのスローガン



NCAでは、この全体会合での成果報告や国際会議で得られた知見をもとに、今後の活動を一層加速することを宣言しました。シーサート間の円滑なコミュニケーションを推進し、より良いセキュリティ協働の実現を目指します。すべての人々が安全で信頼できる情報化社会を求める中、NCAはそのために改革を進めていきます。

日本シーサート協議会について



一般社団法人日本シーサート協議会(NCA)は、セキュリティ関連の企業や団体が結集し、情報セキュリティの向上を目指す組織です。その代表者は北村達也氏で、東京都千代田区の鍛冶町に拠点を構えています。設立は2007年で、これまで主に情報セキュリティの啓発活動や、各種イベントを通じて業界の発展に寄与してきました。詳細な情報はNCAの公式サイトをご参照ください。NCAは今後も、国際的な取り組みとも連携しながら、安心・安全なオンライン環境の実現へと歩みを進めていきます。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本シーサート協議会
住所
東京都千代田区鍛冶町1-10-6BIZ SMART神田 904号室
電話番号
03-6868-8309

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