パーソナルカラーケアサービス「irop」がTHE [] STOREで大成功
株式会社イロップのパーソナルカラーケアサービス「irop」が、オフラインでの販売戦略を刷新しました。東京・渋谷に本社を置くイロップは、親会社であるホーユー社が100年以上にわたってヘアカラーを研究した結果、髪のケアとカラー維持を同時に叶える商品ラインを展開しています。最近、THE [] STOREへの出店を経て、CVR(コンバージョン率)が驚異の12倍に達したという事実は、その成功を物語っています。
iropの誕生と成長
2023年7月にイロップを設立し、その後2024年4月にブランドとしての販売を開始した「irop」は、自宅でのアフターカラーケアのニーズに応えるために立ち上げられました。特に、新型コロナウイルスの影響で自宅ケアの需要が高まり、飲食業界が再編成される中で、次にサロンに訪れるまでのケアに注目。顧客の髪の色落ちに対する悩みを解消する製品を提案していく方針です。
「irop」は、髪色を長持ちさせる「イロップ タス シリーズ」と、色落ちやダメージを抑え美しい髪を保つ「イロップ マモル シリーズ」の二つを中心に展開されています。男女問わず幅広いターゲットに向けた商品展開が行われており、今までカラーシャンプーを試したことがない方や色落ちに悩んでいた方々にとって新たな選択肢となっています。
THE [] STORE出店の意義
「irop」はオンライン主体のブランドでありながら、オフライン施策の導入が不可欠と考え、ブランドローンチから3ヶ月後にTHE [] STOREへの出店を決めました。この施策の背景には、リアルな体験を通じて新たな顧客との接点を持ち、商材の認知を広げる狙いがありました。
出店当初、店内では「髪色ケア診断」を行い、多くのお客様に体験をしていただくため、入店しやすい雰囲気を作ることを重視しました。無料の冷たいドリンクを用意し、気軽に「髪色ケア診断」に参加できるような工夫を凝らしました。
施策の結果と学び
結果として、出店期間中に1000名以上の顧客が「髪色ケア診断」を受け、出店時のKPIとして設定したLINEの友だち追加数も上回る成果を出しました。このようなオフラインでの成功がオンラインの販売戦略にも好影響を及ぼすことは明白で、今後の戦略においても重要なデータとなります。
「THE [] STORE」での体験を通じて、消費者に対して商品の魅力を直接伝えることができ、オンラインだけでは得られなかった情報が多く得られました。特に、アッシュカラー商品への関心が高まったことは、店舗での対面接客がもたらした新たな知見です。
まとめ
株式会社イロップの「irop」がTHE [] STOREに出店し、CVRが12倍に増加したという結果は、オフライン施策の重要性を再確認させるものでした。今後も、こうしたリアルな場での経験を通じて、顧客のニーズに応え、さらなる成長を目指していくことでしょう。
今後もiropの展開から目が離せません。消費者と直接対話しながら、ヘアケアの新たな形を提案していく姿勢は、多くのブランドにとって参考となることでしょう。