アートで未来を輝かせる
2021-09-16 12:12:52
自閉症の子どもたちの未来をアートで創り出すプロジェクト始動
自閉症の子どもたちの未来を輝かせるアートプロジェクト
フレンチの巨匠、ドミニク・ブシェが自閉症の子どもたちの未来をアートの力で明るくするためのプロジェクト「アール・ブリュットプロジェクト」を発表しました。このプロジェクトでは、彼の料理と自閉症の子どもたちのアートの融合を通じて、社会に新たな価値を創出することを目指しています。
アートの力、料理で表現
「アール・ブリュット」とは、フランス語で“生の芸術”を意味し、主に障害者が生み出す独特なアートを指します。ドミニク・ブシェは、特に自閉症の子どもたちが持つ豊かな創造性に魅了され、自閉症のジュンジュンとリリに出会ったとき、その隠されたエネルギーに衝撃を受けました。彼は「歓びと躍動」をテーマにした料理を作り始め、自分の料理が彼らの作品のように色彩豊かなものになることを望みました。
このプロジェクトは2019年から始まったもので、撮影中にカメラマンがアクリル板をお皿の代わりに使うという大胆な提案をしたことがきっかけです。ドミニクシェフは、そのアクリル板上で自由に料理を「描く」ようになり、次第にそれがアートな料理へと昇華していきました。
クラウドファンディングと特別コース
プロジェクトの一環として、料理レシピや子どもたちの作品、家族のインタビューなどが収められたブックレットが作られます。このブックレットは、クラウドファンディングの支援者へのお礼として提供される他、ドミニク・ブシェの店舗で特別コースも用意されます。銀座一丁目の「ドミニク・ブシェ トーキョー」、銀座五丁目の「ビストロ レ・コパン」、京都の「ドミニク・ブシェ キョート」では、自閉症の子どもたちのアートからインスパイアされた作品が味わえます。
アートの可能性と社会の理解
完成したブックレットは、進学や就労の選択肢が限られる自閉症の子どもたちの日常にアートの力で色を添えることを目指しています。彼らのアートとプロの料理人の技を組み合わせ、新たなワークスタイルを創出する「CROSS TEAM」の活動も支援していきます。ドミニク・ブシェは、自閉症の子どもたちとの関わりを通じて、彼らの存在がいかに周知されていないかを痛感し、その理解と優しさを大切にすることの重要性を訴えています。
料理の楽しさを広める
「料理人としての長いキャリアの中で、子どもたちと一緒に過ごしたこの体験は久しぶりのワクワクでした。彼らが描くアートは無限の可能性を秘めています。自閉症への理解を広め、彼らを仲間として迎え入れることの重要性を感じました」と語るドミニクシェフ。その想いを込めて料理を通じて子どもたちのアートの素晴らしさを広めていくことは、彼自身にとっての新たな挑戦です。
クラウドファンディング詳細
クラウドファンディングは9月16日から10月15日まで行われ、支援者に対する特典も充実しています。自閉症の子どもたちのアートと料理が融合した新しい体験が、皆さんを待っています。ぜひこのプロジェクトを支持し、自閉症の子どもたちの未来を共に輝かせましょう。
会社情報
- 会社名
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有限会社ATELIER・DY
- 住所
- 東京都世田谷区
- 電話番号
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090-7257-5362