職場向け地震体験VR「Dri-VR」が新コンテンツ「地震体験学習~職場(工場)編~」をリリース
合同会社サンダーボルト インタラクティブ(愛知県尾張旭市、CEO:安田武史)は、実写系安全教育VR「Dri-VR(ドライバー)」の新ソフト「地震体験学習~職場(工場)編~」を7月1日にリリースすることを発表した。
「Dri-VR」は、交通安全や労働災害など、様々な場面における安全教育をVRで体験できるコンテンツとして、すでに多くの企業や教育機関に導入されている。今回の「地震体験学習~職場(工場)編~」は、近年増加する地震災害への備えを目的とした、職場環境に特化したコンテンツだ。
リアルな地震体験とVFXで臨場感を演出
従来の地震体験VRでは、CGで再現されたものが多かったが、「Dri-VR」では、実写映像とVFX(特殊効果)を組み合わせることで、よりリアルな地震体験を実現している。震度5強から6強の地震を、工場内の落下物や配線ショートなど、様々な危険要素と共に体験することで、地震発生時の危険性と適切な対応策を学ぶことができる。
5つのコンテンツで地震への備えを総合的に学習
「地震体験学習~職場(工場)編~」では、以下の5つのコンテンツを体験学習できる。
1. 震度5強での地震体験
2. 震度6強での地震体験
3. 震度5強&6強の地震体験
4. 地震が起きる前の備え
5. 地震が起きた時の対処法
震度の違いによる被害の差や、地震発生前の準備、そして実際に地震が起きた際にどう行動すべきかを、様々な視点から学ぶことができる。
企業からのニーズに応え、5年の歳月をかけて開発
サンダーボルト インタラクティブは、2017年10月の「Dri-VR」リリース以降、多くの企業から「職場での地震体験ができるVRコンテンツが欲しい」という声を聞いてきた。しかし、CGでは臨場感に欠ける、机などが無い環境での頭部の保護方法を学びたいなどの課題があり、実写によるリアルな体験を実現することが難しい状況だった。
そこで、アジアクリエイト株式会社(愛知県豊川市)との共同開発により、5年の歳月をかけて、実写とVFXを駆使した「地震体験学習~職場(工場)編~」が完成した。
ハリウッド映画にも参加するスタントチームが演出を担当
今回の「地震体験学習~職場(工場)編~」の演出やスタントシーンには、「Dri-VR」の初期からスタントを担当している「株式会社B-ST Entertainment」が参加している。B-ST Entertainmentの代表である大隈厚志氏は、ハリウッド映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」で真田広之氏のボディーガード役を務めるなど、国内外で活躍するスタントマンだ。
導入企業への安全意識向上に貢献
「Dri-VR」は、従業員にVR体験を通じて安全意識を高め、事故を予防する効果が期待できる。既に多くの企業や行政機関に導入され、安全意識の向上に貢献している。
VRデモ体験機の貸出も実施中
「地震体験学習~職場(工場)編~」のリリースに先立ち、VRデモ体験機の無料貸出も実施している。実際に体験してから導入を検討したい企業は、サンダーボルト インタラクティブへ問い合わせてみよう。
合同会社サンダーボルト インタラクティブについて
サンダーボルト インタラクティブは、ゲームや遊技機開発、VRコンテンツの企画・制作・販売を行う企業だ。代表の安田武史氏は、ゲーム業界で豊富な経験を持つ。近年では、愛知県からの依頼により、プラスチックごみゼロ啓蒙VRコンテンツ「VRで体験!プラごみゼロレポーター」を制作するなど、社会貢献にも力を入れている。
職場向け地震体験VR「Dri-VR」の「地震体験学習~職場(工場)編~」: リアルな体験で安全意識を高める
職場向け地震体験VR「Dri-VR」の新コンテンツ「地震体験学習~職場(工場)編~」は、従来のCGによるVRとは一線を画す、実写とVFXを融合させたリアルな体験を提供する。これは、単なるエンターテイメントではなく、現実の地震災害への備えを真剣に考え、安全意識を高めるための重要なツールと言えるだろう。
臨場感あふれる体験で、地震への備えを再認識
震度5強、6強の地震を工場内で体験できるコンテンツは、実際に地震に遭遇した時の恐怖や混乱をリアルに再現し、参加者に強いインパクトを与える。工場ならではの落下物や配線ショートなどの危険要素は、地震に対する備えの重要性を改めて認識させる。
多様なコンテンツで、地震対策の知識を深める
5つのコンテンツは、地震発生前、発生時、そして発生後の対応まで、様々な場面を網羅している。これは、単に地震の恐怖を体験させるだけでなく、具体的な対策方法を学ぶことができる点を評価できる。
企業と社会貢献を両立するVRコンテンツ
サンダーボルト インタラクティブは、企業からのニーズに応え、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。今回の「地震体験学習~職場(工場)編~」も、その一環と言えるだろう。企業にとって従業員の安全確保は最重要課題であり、このVRコンテンツは、従業員の安全意識向上に大きく貢献する。
VR体験を通して、安全文化の醸成を促進
VR技術は、単なるエンターテイメントだけでなく、教育や訓練、そして社会問題への対策など、様々な分野で活用されるようになってきた。職場向け地震体験VR「Dri-VR」の「地震体験学習~職場(工場)編~」は、VR技術が持つ可能性を最大限に活かした、画期的なコンテンツと言えるだろう。
今後、VR技術はさらに進化し、よりリアルで臨場感あふれる体験を提供するようになることが期待される。このような技術を活用することで、人々の安全意識を高め、災害に強い社会を築き上げていくことができるだろう。