氷川きよしが魅せた魅惑のPOPS LIVE
氷川きよしが、約5年ぶりとなるPOPS LIVE『KIINA. Release LIVE』の公演を東京と大阪で行い、多くのファンを魅了しました。このライヴは昨年11月にリリースされたアルバム『KIINA.』の記念として、彼自身の心の叫びを表現したものです。
東京・EX THEATER ROPPONGIでの公演を取材。オープニングで流れた映像からは圧倒的な存在感で、アルバム『KIINA.』のジャケットを基にした後ろ向きの姿が振り向くと、彼女の目の中には宇宙や地球、さらにはすべての生命が宿っているようでした。
オープニングナンバーからの高揚
オープニングナンバー「魔法にかけられた少女」では、赤と黒のドレスを纏ったKIINA.が登場し、その力強い歌声は会場全体を包み込みました。次に披露された「薔薇 VOLCANO」では、彼女のダンスと歌声が融合し、観客は大いに盛り上がります。
特に「デキヤシナイ」と「Jeanne d'Arc~聖女の微笑み~」では、ダンサーたちが炎のように赤い布を振りまわし、KIINA.のメッセージを力強く届けました。観客全体が立ち上がり、共鳴し合う瞬間が訪れました。
魂のこもったメッセージ
「確信」では、KIINA.が檻に座り込む姿から始まり、立ち上がりながら言葉をまるでマシンガンのように放ちます。「ラ・マスカレイド」ではエモーショナルなパフォーマンスを披露し、続いて「雷鳴」ではゲーム『信長の野望・新生』のエンディングテーマを届けました。
さらに「はじまり」で父との思い出を優しい声で語り、観客の心を掴んで離しませんでした。
豊かな表現力で魅せる
KIINA.は「This is Love」などのジャジーなラブバラードを歌い上げ、その豊かな表現力によって会場は一層盛り上がりを見せます。「白睡蓮」では切々と歌い、客席に強く訴えかけるような感情を表現しました。
続く「暴れ海峡」では、ポップスと演歌の演出が見事に融合し、ドラマティックな世界を作り上げました。また、英語詞の「BE THE LIGHT」でも葛藤を描き、より深いメッセージを届けました。
他人への愛を込めて
「自鳴琴」は、組曲のように激しい構成を持ち、倒れ込むように歌うKIINA.の姿が印象的でした。クライマックスへ向かう中での「Party of Monsters」や「限界突破×サバイバー」では、観客全体が一体となって圧巻のフィナーレを迎えました。
ライブのハイライトと感動のフィナーレ
アンコールでは「ハニカムシステム」から始まり、軽快なポップソングで観客を楽しませました。「Happy!」では前向きなメッセージを届けながら、彼女の人柄をも丁寧に紹介しました。最後には両親との思い出を語り、感動的な「命の約束~16436日」を披露。
この2時間のライブは涙と笑いに包まれ、KIINA.の魅力あふれる世界が披露されました。今後は、長期のコンサートツアーも予定されており、その活動が注目されています。