リクルートが長岡市と雇用促進に向けた協定を締結

リクルートが長岡市と手を組む

株式会社リクルート（本社：東京都千代田区、社長：北村吉弘）は、2024年9月2日に新潟県長岡市（市長：磯田達伸）、長岡商工会議所（会頭：大原興人）、長岡地域商工会連合（会長：佐藤洋一）との間で、人口定着を目指した雇用促進に関する協定を結ぶことを発表しました。この協定により、リクルートは『Airワーク採用管理』を活用し、地域の事業者の採用ホームページ作成を支援するなど、地域の雇用を増やすための取り組みを行います。

背景

日本の地方では、「人口減少」が大きな課題となっています。これは主に社会減、特に転出者の増加が原因です。特に、魅力的な雇用機会が少ないことが、都市部への人口流出に影響を与えています。リクルートは、地域の求人情報を発信する事でこれを改善し、ひいては地域の活性化に寄与することを目指しています。また、同社は「Airビジネスツールズ」といったサービスを通じて、地域の中小企業を支援し、採用力を強化する施策を展開していきます。

実施内容

リクルートは、無料で利用できる採用管理サービス『Airワーク採用管理』を用いて、長岡市内の事業者が簡単に求人を掲載できるようサポートします。このサービスを利用する事業者には、採用力向上セミナーを通じて具体的な支援も行い、地域内での雇用機会の向上を図ります。また、作成した求人情報は世界最大の求人サイトであるIndeedにも自動転載され、多くの求職者にリーチできる仕組みが整っています。これにより、求人情報の発信力を強化し、地域の雇用促進を実現していく方針です。

Airワーク採用管理とは

『Airワーク採用管理』は、企業が簡単に求人を募集できるサービスであり、最短5分で自社の採用ホームページを作成し、すぐに求人を掲載できます。応募者とのやり取りもシンプルで、手軽に行える点が魅力です。2018年からサービスを展開し、2024年3月時点で登録アカウント数は71.8万となっており、飲食業や小売業、介護など多種多様な業種での導入が進んでいます。