ウズベキスタンと連携した運送業向け人材育成プロジェクトの始動

プロジェクト概要

株式会社Proud Partnersは、ウズベキスタン共和国内閣府移民庁と共に運送業界向けの特定技能人材育成に関する国際労働協定を締結しました。このプロジェクトでは、ウズベキスタンの人材を日本の運送業界で即戦力として活用することを目指しています。

特定技能人材育成の背景

国内の運送業界は、深刻なドライバー不足が課題となっており、特定技能制度の改正に伴い、外国人材の受け入れが求められています。しかし日本国内の運送業界特有の厳しい採用条件が、多くの企業の人材確保を困難にしています。これに対する解決策が求められる中、Proud Partnersはウズベキスタン政府と協力し、ウズベキスタン人ドライバーの育成を通じてこの問題に挑みます。

協定の正式な締結

2025年9月5日、ウズベキスタン政府との協定が正式に調印され、これを受けて日本国内での特定技能人材の育成に向けた歩みが始まりました。プロジェクトは、ウズベキスタン現地での8ヶ月間にわたる日本語教育や運転技能の習得を含む独自の研修プログラムを基にしています。

研修プログラムの詳細

研修内容は以下の通りです。

- 運転技術の習得：実車を用いた実地研修により、大型車両の運転技術や日本の道路標識、交通ルールの理解を深めます。
- 安全運転教育：長距離運転時の疲労管理や悪天候時の安全運転についても徹底的に教育し、緊急時の対応トレーニングも実施します。

これにより、日本国内で即戦力となるドライバーを育成し、運送網の安定化を図ります。

定員150名の応募

ウズベキスタン政府は、2026年1月からの研修プログラム開始に先立ち、10月に候補生の募集を行いました。この募集にはわずか3日で定員の150名に達する応募が殺到。その後、11月にも第2回目の募集を予定しています。

日本企業への進出サポート

Proud Partnersは、ウズベキスタン人が日本の運送業で働くことを支援するだけでなく、日本企業がウズベキスタン市場に進出するための包括的支援も計画しています。この循環型の人材サービスモデルにより、日本とウズベキスタン間の人材交流を促進し、お互いの経済活性化に寄与することを目指しています。

Proud Partnersのビジョン

この取り組みを通じて、Proud Partnersは運送業界の改革と外国人材の受け入れ促進を図り、持続可能な雇用の創出を目指しています。特定技能制度を活用し、人材不足の解消に寄与することが期待されています。

株式会社Proud Partnersは、将来的にもウズベキスタン政府と協力しながら運送業界の発展に貢献していく所存です。