工藤大輝（Da-iCE）が語る音楽とメンタリティの変遷

2025年7月11日、代々木公園で行われたJ-WAVEのラジオ番組『DIVE TO THE NEW WORLD』の公開収録イベントに、工藤大輝（Da-iCE）がゲストとして登場しました。ナビゲーターのSKY-HIと工藤との緊密な関係から生まれる自然なトークは、参加したファンたちを魅了しました。このイベントの様子をお届けします。

代々木公園の思い出

夕暮れ時の美しい景色の中、SKY-HIがステージに登場し、オープニングの挨拶を行います。「代々木公園は自分にとっても懐かしい場所だ」と振り返り、「BBOY PARKの聖地ですね」と感慨に浸っていました。その後、ゲストとして工藤大輝を呼び込みました。

工藤が登場すると、SKY-HIは「代々木公園での思い出は？」と尋ねます。工藤は「バスケコートでよくバスケをする」と答え、会場は驚きと共に笑いに包まれました。彼の地元の公園での思い出がファンにとっても心温まる瞬間となったのです。

音楽活動と心境の変化

トークは工藤の音楽活動についての話題へと進んでいきました。SKY-HIが「これまでのメンタリティや環境はどう変わった？」と問いかけると、工藤は「メンタリティは変わっていないが、環境は大きく変わった」と答えます。かつては200人規模の会場でライブを行っていた彼が、8月24日には国立・代々木競技場第一体育館でのライブを控えていると聞くと、SKY-HIは驚愕の表情を見せました。「それ、いつ決まったの？」と驚きの声を上げるSKY-HIに、工藤は「1週間前に急遽決まった」と答え、会場は大いに沸き立ちました。

時代の変化と音楽の未来

番組の後半では、音楽の時代的変遷について深い話が展開されました。SKY-HIは「CDの時代からストリーミングへの移行期まで、音楽の進化を経験できたことは幸運なこと」と語り、工藤は「YouTubeなどのプラットフォームも含め、物理的なメディアで結果を求められた時代があった」と振り返ります。

また、リスナーからの質問に対して工藤は、自身が直面した壁をどのように乗り越えたかを語りました。「思い通りにいかないときは、その経験を楽曲に昇華している」とコメント。彼は、「僕たちが“バズり”を狙っていると思われがちだが、実はそうではない。作品全体を通して聴いてもらえれば、深く楽しむことができるんだ」と、自身の哲学を語りました。

最後のメッセージ

イベントの終了が近づく中、SKY-HIは「国立・代々木競技場第一体育館での追加公演に向けて、一生でこれが最後だと思って、やり残しのないように」と工藤へエールを送りました。この言葉は、工藤の心に響き、さらなる意欲を掻き立てるものでした。

この特別な日の模様は、7月26日（土）23時から『DIVE TO THE NEW WORLD』で放送される予定です。また、J-WAVEの公式YouTubeチャンネルでも動画が公開されるので、是非チェックしてみてください。更なる感動がここに待っています。

【番組概要】