横浜みなとみらいの特別なクリスマス体験
横浜みなとみらいホールで毎年開催される「クリスマス・パイプオルガン・コンサート」は地元の人々にとって特別なイベントです。2025年の開催も期待されています。特に、注目すべきは、アメリカ製のパイプオルガン“ルーシー”の音色に包まれる約1時間のコンサートです。ここでは、イギリスのオックスフォードから、評価が高いオックスフォード マートン・カレッジ合唱団とオルガニストのフランソワ・クロートが来日し、クリスマスシーズンにぴったりな音楽を披露します。
オルガンと合唱の壮大な調和
このコンサートは、特にイギリスのクリスマス音楽を特集します。プログラムの前半は、ミサ曲や合唱団オリジナル曲、オルガンのソロ演奏が盛り込まれ、後半ではおなじみのクリスマスソング「オー・ホーリー・ナイト」や「きよしこの夜」が演奏されます。この合奏によって、ホール全体が美しい響きに包まれることでしょう。パイプオルガンの音色は「ひとりオーケストラ」とも称され、毎年異なるアプローチで観客を魅了しています。
海外のメンバーによる特別な共演
オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団は、オックスフォード大学の学部生と卒業生から成る約30名の精鋭が集まった合唱団で、国際的にも高い評価を得ています。公演では、音楽監督のベンジャミン・ニコラスが指揮を務め、共同で活動しているオルガニスト、フランソワ・クロートが共演します。彼らは密接な関係を築いており、その親密さが音楽に反映されます。観客は二人の演奏から、深い感動をもたらされることでしょう。
コンサート終演後の楽しみ
「クリスマス・パイプオルガン・コンサート」は18時開演で、約1時間のプログラムです。仕事帰りにも訪れやすい時間設定になっています。コンサートの後には、みなとみらいの美しい街並みを楽しむことができます。終演後にイルミネーションを楽しみながらの散策や、レストランでのディナーもおすすめ。クリスマスの装飾が街を彩り、特別な時間を過ごすことができるでしょう。
パイプオルガン“ルーシー”の魅力
このホールにはアメリカのC.B.フィスク社製のパイプオルガンが設置されており、その音を生み出すパイプは4,632本にも及びます。「光」を意味するラテン語“Lux”に由来する“ルーシー”という名で親しまれています。このオルガンは横浜のシンボルとして、地域の文化の一端を担っています。デザインには横浜に関連するカモメや船の帆、日本の格子が施され、見る者を魅了する美しさを誇ります。
詳細情報
- - 名称: クリスマス・パイプオルガン・コンサート2025
- - 日程: 2025年12月17日(水)18:00開演
- - 会場: 横浜みなとみらいホール 大ホール
- - 出演: フランソワ・クロート(オルガン)、オックスフォード マートン・カレッジ合唱団
- - 料金: 全席指定 3,000円、大学生2,000円、高校生以下1,500円
- - 主催: 横浜みなとみらいホール
クリスマスシーズンを彩る特別な音楽体験が待っています。ぜひ、皆さまのご来場をお待ちしております。