新振動計測システム
2026-03-02 11:38:18
安藤ハザマが開発した新しい振動計測システムの特長とは
生産現場の新たなソリューション
安藤ハザマは近年、半導体や精密機器の生産工程において増加する振動課題に対応するため、革新的な振動計測システム「AH-WAVES」(アーウェイブス)を開発しました。従来の計測方法では時間と手間がかかっていましたが、同システムは無線技術を駆使し、迅速に振動状況を把握することが可能です。このような新技術の導入により、2026年4月からの運用開始が予定されています。
開発の背景
半導体市場の急速な成長に伴い、生産設備の更新やライン再構築が常に行われるようになりました。その際、振動環境を迅速に評価することが求められています。これまでの方法では、機材の搬送や設置、配線に多くの時間を要し、更には結果を分析するための専門知識も必要でした。このような困難を克服するために、安藤ハザマはAH-WAVESの開発に踏み切ったのです。
新システムの特長
無線化と多点計測
AH-WAVESでは、小型で軽量のバッテリー駆動センサーを用い、パソコンにWi-Fi接続することにより、ケーブルのない振動計測を実現しています。このため、クリーンルームにおいても、準備作業が大幅に削減されます。さらに、1つのシステムに最大6台の3軸振動センサーを接続できるため、多地点での振動を比較しながら評価できる点も大きな利点です。
リアルタイム分析
測定中は、リアルタイムで振動評価レベルを表示し、特定の時間における周波数成分を確認可能です。これにより、振動の原因と結果を関連付けることができ、生産現場でのじかの判断にも役立ちます。
遠隔監視機能
Internetを経由して、遠隔地から計測状況を監視することも可能です。過去のデータを参照することで、振動環境の変化を把握し、振動許容値を実質的に推定できます。この機能は、生産現場の運用効率を大幅に向上させる要素となるでしょう。
今後の展望
安藤ハザマは、AH-WAVESを顧客のニーズに合わせてカスタマイズしながら、実用的なシステムへと進化させていく方針を掲げています。単なる計測にとどまらず、生産環境の安定稼働と品質向上に貢献する運用支援にも力を入れていきます。これにより、半導体業界における技術的課題を解決し、より効率的な生産体制を築く手助けを目指します。
このように、AH-WAVESは迅速で効率的な振動評価を通じて、半導体製造現場のイノベーションを牽引していくことが期待されています。
会社情報
- 会社名
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安藤ハザマ
- 住所
- 電話番号
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