フォーティエンスコンサルティングとダッソー・システムズの新たな提携
2026年6月4日、NTTデータグループのフォーティエンスコンサルティング株式会社は、ダッソー・システムズ株式会社とシステムインテグレーター&コンサルティングアライアンス契約を締結しました。この提携により、製造業のデジタル変革を実現するためのステップが進むことが期待されています。
提携の意義
フォーティエンスは、製造業が直面する需給の変動や規制の厳格化、さらには新たな技術の導入による競争環境の変化に対応する力を強化します。特に、食品・飲料・消費財やライフサイエンス(製薬)の分野にフォーカスを当て、ダッソー・システムズの先進的な技術を活用することで、生産性向上と管理の強化を図ります。
現状の課題
製造業は、原材料の価格高騰やサプライチェーンの不確実性、AIやIoTの技術革新による競争の激化といった課題に直面しています。顧客のニーズも多様化し、それに伴う流行の変化のスピードも加速しています。このため、従来の製品開発プロセスでは競争力を維持することが難しくなっています。
また、環境や人権に配慮した規制の強化や情報開示の義務、さらには品質問題を受けた管理の強化が求められる中、製品の生産と販売過程に関わる情報が増加しています。特に、食品・飲料や化粧品、製薬分野では品質管理の重要性が高まっています。
解決策としてのデジタル変革
これらの課題を克服するためには、シームレスにデータを結びつけ、生産性の向上とリスクや品質の管理を強化するためのデジタル変革が不可欠です。フォーティエンスは、この変革を推進するためにダッソー・システムズとの新たな提携を結んだのです。
3DEXPERIENCEプラットフォームの導入
フォーティエンスが提供する豊富な業界に関する知見と、ダッソー・システムズの「3DEXPERIENCEプラットフォーム」を組み合わせることで、製造業のデジタル変革をサポートします。このプラットフォームを活用することで、企業は以下のような効果を享受できます。
- - 市場投入までの期間短縮とコスト最適化:3D環境における研究開発シミュレーションが可能になり、リードタイムを短縮し、コストを抑えることができます。
- - 需給の最適化とレジリエンスの強化:一つのモデルで需給予測や生産、在庫、調達データを統合し、サプライチェーン全体を可視化することで、変動や供給制約に迅速に対応できます。
- - ノウハウの共有と生産性の改善:データを一元管理し、プロセスを可視化することで属人化を排除し、労働生産性を向上させます。
- - 持続的な競争優位性の確保:研究開発からマーケティングまでテータが結びつくことで、意思決定のスピードや信頼性が向上し、企業価値を最大化します。
各社の役割
ダッソー・システムズは技術基盤を提供し、フォーティエンスは業界知識を活かして課題の可視化や業務プロセスの設計、最適なソリューションの導入を支援します。
今後の展望
フォーティエンスは、食品・飲料・消費財およびライフサイエンス業界から展開を開始しますが、その後は他の製造業分野にも順次拡大していく計画です。今後もフォーティエンスは、顧客のデジタル変革を通じて競争力の向上を支援していく方針です。
3DEXPERIENCEプラットフォームの詳細
3DEXPERIENCEプラットフォームは、さまざまなデータやプロセスを一つのバーチャル環境に結びつける統合基盤です。このプラットフォームを通じて、製品開発・製造・品質管理を一元管理し、円滑な業務遂行を実現します。詳細な情報は公式サイトで確認できます。
3DEXPERIENCEプラットフォーム
フォーティエンスの専門領域
フォーティエンスは、ライフサイエンス分野において、研究・開発・生産・物流などの業務プロセスを深く理解した専門家によるコンサルティングを行っており、デジタル変革を通じた付加価値の最大化とリスク管理強化を実現しています。
詳しくは公式サイトを参照してください。
フォーティエンスコンサルティング株式会社