アスエネ、APEC国際フォーラムでの基調発表
アスエネ株式会社(本社:東京都港区)は、2025年6月17日に台湾・高雄市で開催された「2025 APEC Symposium on Enhancing SMEs’ Green Competitiveness through Digital Innovation」において、日本代表のスタートアップとして登壇しました。同フォーラムは、アジア太平洋地域の政府機関や企業、国際機関が集結し、脱炭素推進やESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みを共有する重要なイベントです。
この国際フォーラムでは、脱炭素社会の実現に向けたデジタル技術の重要性が議論され、アスエネの「ASUENE」サービスが、企業のサステナビリティを支える先進的な取り組みとしてピックアップされました。当社の代表取締役CEOである西和田浩平が発表した内容は、多くの参加者の注目を集めました。
2025 APECシンポジウムの概要
「2025 APEC Symposium on Enhancing SMEs’ Green Competitiveness through Digital Innovation」は、APECや台湾政府、そしてデジタルトランスフォーメーション推進シンクタンクIIE(資策會)などが主催し、アジア太平洋地域の国々の企業や自治体が持つ脱炭素に関するアイデアや成果を共有する場とされています。これは中小企業が持つグリーン競争力を強化することを目指し、さまざまな政策や技術面での国際連携が議論されました。
アスエネの取り組み
アスエネは、企業や自治体向けに「ASUENE」を提供しており、これはCO2排出量の見える化から削減、報告に至るまでの全プロセスをサポートするクラウドサービスです。Scope1-3(自社事業活動による直接排出、間接排出、及びサプライチェーンに関連する排出)全体のCO2排出量を可視化することで、企業はより効率的に脱炭素への取り組みを進めることができます。
特に、当社は脱炭素のワンストップソリューションを提供しており、大手企業だけでなく多くの中小企業においても導入が進んでいます。アスエネの「ASUENE」は、国内においてCO2排出量見える化サービスの導入実績第一位を誇り、多くの企業から信頼されています。
発表内容のハイライト
アスエネが登壇したセッションでは、特に中小企業が「ASUENE」を導入することで得られる具体的な成果や事例が紹介されました。脱炭素経営を推進するために、当社が提供するサービスがどのように役立っているかを詳しく説明しました。この内容は、参加していた多くの企業関係者にとって非常に有益な情報となり、今後のビジネス展開にもつながるものでした。
グローバル展開のビジョン
アスエネは、国内のみならずグローバルに展開する方針を示しています。今後、国内外でのサステナビリティ経営の重要性が増す中、日本から発信されるクライメートテックの先進事例として、アスエネはさらなる技術革新と市場拡大を目指します。脱炭素社会の実現に向けて、引き続き新しい取り組みを推進していく意向です。
会社概要と関連サービス
アスエネは、CO2排出量見える化や削減を支援するサービスを提供しているだけでなく、ESG評価やGX・ESG人材特化型転職プラットフォームの展開も行っています。また、関連するグループ会社ではカーボンクレジットの取引や脱炭素情報の検証と保証を行い、多角的なアプローチで持続可能な社会の実現に寄与しています。
企業情報
- - 会社名:アスエネ株式会社
- - 所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
- - URL:アスエネ公式サイト
- - 資本金:80億2,700万円
今後もアスエネは、持続可能なビジネスを追求しつつ、国際的なシンポジウムでの発信を通じて影響力を高めていくことを誓います。そして、脱炭素に向けた取り組みをさらに深化させることで、持続可能な社会の実現に貢献していく所存です。