株式会社Meta Heroesが設立5期目に突入
大阪府大阪市に本社を構える株式会社Meta Heroesが、2025年12月3日に設立5期目を迎えました。この節目にあたり、同社は「Society 5.0 × SDGs × HERO」というビジョンを掲げ、さらに社会課題の解決とDX人材育成に向けた2つの新たなプロダクトを発表しました。これらの新製品は、同社の理念に基づく次世代のHEROを育成し、社会変革を推進するものとして期待されています。
新たなプロダクトの概要
発表された2つのプロダクトは「HERO AIVO」と「Hero Eggコミュニティプラン」です。第5期は「社会変革を加速する、新たなHEROを創出する共創の年」と位置づけられ、企業・教育機関・自治体と連携し、次世代を担う人材の育成に注力します。
HERO AIVO:AIを身近に
「HERO AIVO」は、次世代のLLMO(Large Language Model Optimization)診断ツールです。AI技術の進化に伴い、企業はその存在感を高める必要があります。このツールは、各企業のWebサイトがAIにとって如何に「読みやすいか」、情報の構造化がどれほど「信頼できる形」で行われているかを評価し、改善点を分かりやすくレポートします。AIによる集客が主流となる時代において、企業がAIから信頼されるための施策を提案する点が特徴です。
Hero Eggコミュニティプラン:教育への還元
「Hero Egg」は、メタバースやAIに関する知識を学べるDX教育施設です。2024年8月に開設され、子どもたちへの無償教育機会を提供することを目指しています。大人数の教育プログラムやセミナーとともに、参加型ワークショップも実施しており、参加者は楽しみながら最先端技術に触れることができます。コミュニティサポータープランも用意されており、企業がAI研修を受けながら、自社のロゴを施設に掲載するなどの特典も付いています。
過去の実績と未来へのビジョン
設立以来、Meta HeroesはメタバースやAIを駆使した事業を展開してきました。特に、2025年5月に開催された「メタバース・XR・AIアワード」などの大型イベントは、多くの参加者を集め、全国からの後援も受けるなど、大変な成功を収めました。これにより、同社の社会的意義が多くの人に認められたと言えるでしょう。
代表取締役の松石和俊氏は、「第5期ではHERO AIVOを通じて企業の変革を促し、Hero Eggを利用した次世代のクリエイターやエンジニアを育てていく。これにより、新しい働き方や学び方を示すモデルを形成していく」と述べており、企業の成長と社会的貢献を両立させる構想が語られています。
今後の展望
Meta Heroesは、国内での拡張だけでなく、グローバルな挑戦を視野に入れているとも言われています。新しいプロダクトの開発によって、「誰かの好きが世界に届く」環境を整え、100人のHERO構想の実現に向けて取り組んでいくとしています。社会に必要とされる人材を育成し、AIやXR技術の実装を加速することで、新たな時代を切り拓く企業になることを目指しています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Meta Heroes
- - 設立: 2021年12月03日
- - 所在地: 大阪府大阪市北区堂山町1-5 三共梅田ビル8F
- - オフィシャルサイト: Meta Heroes