地域活性化を目指す新モデルの始動
このたび、趣味のプラットフォーム『GOOPASS』を運営するGOOPASS株式会社と、さぬき市津田地区まちづくり協議会がパートナー協定を結びました。この提携は、地域活性化や観光振興を目指し、特に「カメラ×体験」をテーマにした取り組みを展開するものです。津田の松原は美しい海岸として知られ、日本の渚100選に選ばれており、多くの人々がその自然美を楽しむために訪れます。
GOOPASSは、カメラやレンズのレンタル事業に加え、体験型イベントやワークショップを全国各地で展開しており、地域の魅力を再発見し、さらなる関係人口の創出につなげています。今回の提携により、訪れる人々は津田地区の景観を深く感じる機会を得ることができます。
第一弾イベント「ウラツダ・リトリート」の計画
2025年8月に開催される瀬戸内国際芸術祭に合わせ、最初の取り組みとして「ウラツダ・リトリート」というテーマの下、フォトウォークイベントが計画されています。このイベントでは、参加者がカメラを持って町を散策し、津田地区の自然や文化を写真に収めることができます。
寺山弘樹さん(さぬき市津田地区まちづくり協議会の代表理事)は、GOOPASSとの提携について「カメラというツールを介して、多くの人々に津田地区の魅力を発信する機会になると期待しています」と述べています。また、行政との連携を図りながら新しい地域の魅力を探求し、さらなる交流を生み出せるよう努めていく意向も示されています。
地方創生の新潮流
この取り組みは、国が推進する「関係人口の創出支援」の一環として注目されています。観光としての面だけでなく、地域の魅力を深く体感し、持続的な交流を生むことが期待されています。特に、瀬戸内国際芸術祭という大規模イベント開催のタイミングを利用することで、より多くの人々にこの地域を知ってもらう機会になるでしょう。
フォトグラファーとのコラボレーション
フォトウォークイベントでは、地域の魅力を伝えるフォトグラファーも参加し、彼らの視点を通じて津田地区の風景を切り取ります。参加者は、ただ美しい写真を撮るだけでなく、地域の人々との交流や魅力を感じながら、自身の感性を豊かにするひとときを過ごすことができます。
さぬき市津田地区の魅力
さぬき市津田地区は、海に面した美しい町で、豊かな森や清らかな海が共存しています。近年、地域活性化を目指す新たな店舗が次々とオープンし、訪れる人々を魅了しています。特に、地域を活性化させたいと願う地域外の人々が流入し、独自の文化が育まれているのがこの地区の最も大きな魅力です。
地域おこし協力隊から生まれた「ウラツダ」と呼ばれるエリアも、観光名所として人気を集めています。旅行者は、撮影スポットとしても知られる津田の松原や、懐かしい雰囲気の町並み、お洒落なカフェなど、多くの魅力を楽しめること間違いありません。
これからの展望
GOOPASSとの提携を機に、津田地区は新しい魅力を発信し続けることでしょう。今後の展開に期待が寄せられ、多くの新たな関係人口が訪れることで、地域全体を活性化するモデルケースになることが目指されています。地域と都市との架け橋となることで、双方がより深く、相互に影響を与え合う関係を築いていくことを期待しています。