株式会社リンクアンドモチベーション、Chorus Call Asiaを子会社化し新たな展開へ

株式会社リンクアンドモチベーション、Chorus Call Asiaを完全子会社化

株式会社リンクアンドモチベーション（以下、当社）は、親会社の関連企業であるChorus Call Asia株式会社（以下、CCA）が全株式を取得し、完全子会社化する契約を締結したことを発表しました。この動きは、両社のシナジーを高めることで、コミュニケーションサービスおよびIR支援事業のさらなる発展を目指すものです。

Chorus Call Asia株式会社の概要

CCAは、米国のChorus Call Inc.と日立ハイテクの合弁会社として2013年に設立されました。彼らは高信頼性を誇るビデオ・音声会議クラウドサービスを、日本およびアジア地域で提供しています。また、2020年にはイー・アソシエイツ株式会社を買収し、企業のIR（Investor Relations）やSR（Shareholder Relations）支援を進める事業を展開しています。

主なサービスには、電話会議やビデオ会議を含むコミュニケーション・クラウドサービス、決算説明会や株主総会に特化したIRイベントの運営などがあります。

CCAの強み

CCAは、JPX日経インデックス400に採用されている企業に対して、上質なコミュニケーションサービスを提供しており、関連するイベントでのクオリティを重視しています。このような背景から、特に市場で高いシェアを持つことが期待されています。これにより、顧客はより高品質なサービスを享受できます。

株式取得の背景と期待

今回の株式取得の背景には、株式会社リンクアンドモチベーションが2025年にグループに加わるジャパンストラテジックファイナンス株式会社との補完的な市場ポジションの確立があります。中小型の国内上場企業群において強固なシェアを築く一方で、CCAは大手上場企業にも高いシェアを持っています。

この機会に、両社が顧客基盤を共有し、新たなクロスセルやシナジーを創出することで、特にIR説明会におけるシェア拡大を目指します。両者の連携により、より幅広い企業へのIR/SR支援が可能になり、業界全体でのリーダーシップを達成することが期待されます。