業務改善への新たなアプローチ
2020年11月6日、技術評論社から新刊『業務改善の問題地図〜「で、どこから変える?」〜進まない、続かない、だれトク改善ごっこ』が発売されました。この本は、業務改善や働き方改革に取り組むすべての人々に向けて解決策を提供するものです。著者には、業務改善の専門家である沢渡あまね氏と、システム変革を手がける元山文菜氏の二人が名を連ねています。
書籍の概要と内容
この書籍は、近年の「働き方改革」や「デジタルトランスフォーメーション(DX)」をテーマにし、従来の古い仕事の方法に固執する組織がいかにして変革すべきかを問いかけます。経営陣がこれらの施策を曖昧に捉え、実行に移せない現状を打破するための手法を模索する内容となっています。
本書の目次は以下のように構成されており、業務改善の障壁を一つ一つ解消するための具体的な視点を提供しています。
1. 問題意識がバラバラ
2. 無力感
3. 中間管理職ブロック
4. ソリューションありき
5. 抵抗勢力
6. 三日坊主で続かない
それぞれの章では、業務改善が進まない理由やそれに対する対策が詳述されており、実際の事例を交えながら解説されています。
著者プロフィール
沢渡あまね
あまねキャリア工房の代表であり、300以上の企業や公共機関において働き方改革やマネジメント改革に貢献してきた著者です。メディアにも頻繁に登場し、その専門知識を広めています。
元山文菜
業務コンサルタントを務める元山氏は、2017年に独立し株式会社リビカルを設立。これまでにビジネスプロセスリエンジニアリングやRPA導入の支援を行い、組織の生産性向上に寄与してきました。
刊行記念のクロストーク
さらに、『業務改善の問題地図』の出版を記念して、同著者によるクロストークイベントが開催される予定です。このイベントでは、社内の風土を改善し、業務改革を具体的に推進するためのアプローチについてのディスカッションが行われます。
- - 日時: 2020年11月24日(火)19:00〜20:30
- - 登壇者: 沢渡あまね、元山文菜
- - 参加費: 無料
- - 参加方法: こちらから申し込み
このクロストークでは、業務改善のプロセスにおける具体的な課題である「無力感」や「中間管理職の壁」についても触れられる予定です。そこから出た意見やアイデアは、実際の業務改善に役立つ貴重な情報となるでしょう。
まとめ
『業務改善の問題地図』は、業務改革を目指す方にとって的確な指南となる一冊です。職場環境の改善や組織の成長を目指す方々に、この本を通じて新たな視点を得てもらえたらと思います。