日本で学ぶ。「Trust」を育む新たな一歩
株式会社PILOT-JAPANが発表した新しいシステム「S2S-Advance」は、日本の大学や専門学校向けの留学生誘致を支援するものです。近年、外国人留学生の数は26万人を超えており、その中で卒業後に日本で就職する留学生も年々増加しています。このような背景の中、留学生教育の重要性はますます高まっており、PILOT-JAPANはその役割を果たすべくシステムの開発に取り組んできました。
開発の狙い
PILOT-JAPANは、留学生が大学や専門学校を目指す際の情報提供や出願業務の簡略化を進めてきました。これまでの経験を活かし、より多くの教育機関に手頃な価格でサービスを提供できる体制を整えたのです。留学生が進学先を選ぶ際に影響力のある要素として挙げられるのが、友人や教員からの口コミです。これを踏まえた「S2S-Advance」では、推薦したい学校を友人に簡単に紹介できる仕組みが導入されています。URLを送るだけで情報をシェアでき、スマホからも手軽に出願できます。
学校側のメリット
このシステムは、留学生だけでなく、日本語学校の指導教員にとっても自校をアピールしやすいプラットフォームを提供します。場所を選ばず関東地域などの日本語学校と連携が可能なため、地方にある学校にも大きなチャンスが広がります。さらに、出願の進捗を管理する機能が備わっているため、留学生募集担当者の業務が大幅に効率化され、コスト削減につながるのです。
具体的な業務の改善
「S2S-Advance」では、具体的な業務改善が図られています。例えば、留学生の出願管理がデジタル化されることで、煩雑な手続きを軽減。これにより担当者は本来の業務に集中でき、プラスアルファの付加価値を提供できるようになります。また、学校側は学生のニーズをより理解し、より有意義な教育を提供するためのデータを収集しやすくなります。
「S2S」とは
「S2S」は“Students to Schools”の略で、留学生と教育機関がよりスムーズに繋がることを目的としたPILOT-JAPANの基幹システムです。このシステムは2018年11月にもリリース予定の「S2S-Web Agent」と連携し、世界各国での留学生募集を加速させる計画となっています。これにより、アジア以外の国々からの留学生の誘致がより容易になると期待されています。
サービス開始日
この「S2S-Advance」は、2023年10月29日に正式にローンチされます。それと同時に、個人情報保護の体制も整え、安心して利用できる環境を提供します。
会社概要
留学生誘致を新たな次元へと引き上げる「S2S-Advance」、これからの教育現場における大きな変革が期待されます。