浪曲名人会、国立文楽劇場での開催を目前に
国立文楽劇場の恒例行事「浪曲名人会」が2026年2月21日(土)に開催されます。このイベントは、関西の浪曲界で活躍する名だたる浪曲師が一堂に会する貴重な機会です。今年のテーマは「昭和100年」に関連しており、特別な演目が披露されることに期待が寄せられています。さらに、「浪曲語り」が国の重要無形文化財に指定されたことを受け、初めて解説プログラム『浪曲へようこそ』が取り入れられます。
出演者の意気込み
この度、大トリを務めるのは浪曲界初の人間国宝である京山幸枝若さん。京山さんは『会津の小鉄』より、「不死身の小鉄」を演じる予定です。この作品は、彼の一門が代々受け継いでいるもので、小鉄の若い頃の激しいエピソードが演じられます。本人を通じて、エネルギッシュで笑いも含まれる作品を聞くことができるでしょう。
「体力的には大変ですが、全力を尽くします!国立文楽劇場での初披露となるので、ぜひご期待ください」と京山さんは語りました。
曲師の虹友美さんも、この公演での役割について強い意気込みを持っています。彼女は、三原佐知子師匠の『母恋あいや節』に津軽あいや節が取り入れられていることを活かし、津軽三味線との融合を目指しています。「浪曲と津軽三味線の素晴らしい部分を組み合わせて、温かいお話をお届けしたい」と話しています。
解説コーナーでの期待
また、恒例の解説『浪曲へようこそ』では、若手浪曲師と曲師が実演を行います。進行役は春野恵子さんが担当し、浪曲の声の作り方や音楽とのリンクを強調した内容が準備されています。
京山幸太さんは、「浪曲は話芸ですが、音楽的な面も重要です。今回は三味線にも焦点を当てており、伝統的な技術の違いや節のバリエーションを楽しんでいただける企画になっています」と語ります。若手4人が登場するこの解説コーナーで、彼らの個性や技術を是非比較してみてください。
京山幸乃さんも出演し、彼女は松浦四郎若師匠の系統に忠実な節を演じます。「私たちの一門とは異なる個性を感じていただける内容ですので、初心者の方からベテランのファンの方まで楽しんでいただけると思います」と話しました。
いよいよ幕を開ける浪曲名人会
多彩な才能が集まり、盛り上がる浪曲名人会は、文化の保存と新しい表現の試みを両立させる素晴らしい機会です。国立文楽劇場で、本物の浪曲を心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか。
公演情報は以下の通りです:
- - 日時: 2026年2月21日(土)
- - 開演時間: 午後1時 (午後4時45分終演予定)
- - 料金: 4,200円 (学生料金 2,900円)
予約は電話およびインターネットで2026年1月18日(日) 10:00から開始、窓口での販売は2026年1月19日(月) 10:00から行われる予定です。詳細は公式サイトで確認できます。
ぜひ国立文楽劇場での浪曲名人会にお越しください!