オンラインでの「探究学習」が子供たちの未来を切り開く！

オンラインで学ぶ新たな「探究学習」の形

近年、教育の現場でますます重要視されるようになっている「探究学習」。この「探究学習」を体験できる新たなプログラムが、一般社団法人キッズM（東京・中央区）によって提供されることとなりました。コロナ禍の影響で多くの対面イベントが中止される中、子供たちの学びを止めないために、キッズMは探究ワークショップ「こども商品開発」をオンラインで本格的に開講することを決定しました。

こども商品開発とは？

「こども商品開発」は、商品開発の専門家の指導のもと、子供自らが商品を考案し、発表するという体験型のプログラムです。この講座では、参加する子供たちが実際に企業や業界のプロフェッショナルに自分のアイデアをプレゼンテーションする機会が与えられます。2021年5月15日から開催されるこのレギュラーコースは、特に「自らが課題を見つけ、解決策を考える力」を育むことに焦点が当てられています。

オンライン化による新たな挑戦

これまで対面で行ってきたこのプログラムは、時間をかけてオンラインに最適化されました。オンライン環境のメリットを活かし、子供たち自身が探究力を高めることができるオンライン相談の場が提供されます。このように柔軟な学習スタイルにより、コロナ禍にあっても教育の機会が失われることはありません。

探究力を養う教育の重要性

現代の社会では、自ら問題を見つけ出し、解決する力がますます求められています。この背景には、2022年から高校に導入される新学習指導要領の影響があり、「総合的な探究の時間」がその一環として位置づけられています。これを受けて、キッズMは大学や研究機関と連携しながら、探究学習の研究にも積極的に取り組んでいます。