オトネック・エバナット、エボニーとコラボした特別バッグを発表

オトネック・エバナットとエボニーの特別なコラボバッグ

東京・浅草を拠点とするバッグブランド「otnek & ebanat（オトネック・エバナット）」が、ファッションブランド「EBONY（エボニー）」とのコラボレーションによる特別なバッグコレクションを発表しました。両ブランドが持つ「日本のものづくり」に対する思いが一つになり、価値ある製品が誕生しています。

コラボレーションの概要

今回のコラボでは、otnek & ebanatの代表作であるミニショッパーバッグ「ANNIE」に、EBONY特製の独自テキスタイルが施されています。EBONYは、職人と共に開発した独自の素材を活用し、精緻に作られたバッグの価値を再定義。リソースを大切にし、ゆっくりと手間暇かけて作り上げた製品が特徴です。

コレクションの一つ、「ANNIE -Flower Cut Jacquard-」は、桐唐草模様を基にした透け感のあるジャカード素材を使用しています。この素材には、太番手の光沢糸やラメ糸が用いられ、華やかさと繊細さが共存しています。ブラックとベージュの2色が展開され、高さ約27cm、幅18cm、マチ13cmで、税込み27,500円で提供されます。

もう一つのアイテム、「ANNIE -Mix Lace-」は、複数の柄の細幅レースを丁寧に接ぎ合わせた唯一無二のテキスタイル。手がかかった製法によって、深みのあるデザインが生み出されています。こちらもブラックとベージュのカラーバリエーションがあり、寸法は同じく、高さ約27cm、幅18cm、マチ13cmで、税込み29,700円です。

コラボレーションの意義

このコラボレーションには、両ブランドに共通する「日本の職人技術へのリスペクト」と「素材へのこだわり」が組み込まれています。otnek & ebanatのアトリエで培われたバッグ制作の技能と、EBONYが産地の職人と共に創り上げるユニークなテキスタイルが交わり、日本ならではのものづくりに新たな可能性をもたらしています。

現代では大量生産、消費が主流になりがちですが、このコラボレーションは「ものづくりには時間がかかること」や「丁寧に製作されたものの価値」を見直す機会を提供します。また、持続可能なファッションの在り方についても問いかける重要な取り組みでもあると言えるでしょう。