神戸インディペンデント映画祭2025の開催決定
2025年、神戸市で「神戸インディペンデント映画祭2025」が開催されることが発表された。この映画祭は若手映画監督の登竜門として位置づけられており、多様な作品を集めて交流を促進する場として注目されている。
映画祭の概要
この映画祭は、第7回を迎えることになり、2025年11月29日(土)から30日(日)の2日間にわたり開催される予定だ。会場は新開地アートひろばの2階ホール(神戸市兵庫区新開地5丁目3-14)で、様々なジャンルの映像作品が上映される。
これまでの6年間で、1,604本の応募があり、200本以上の作品が上映されてきた実績を持ち、今後も地域の映画文化の振興に貢献していく。映画祭のコンセプトは『みつける つながる ひろがる』であり、若い才能や映画ファン、地域住民らが集うことで、映画を通じた交流や新たな作品誕生の刺激となることが期待されている。
コンペティション作品の応募について
「神戸インディペンデント映画祭2025」では、短編映画や中編映画のコンペティション作品を一般公募する。また、今年から新設された「国際短編」部門でも作品を募集する。これにより、海外の映画監督と日本の監督が作品を通じて交流する機会が創出されることになり、多様なインディペンデント映画の上映が実現する。
作品応募は、「コンペ(一般)」「ヤング(U25)」「国際短編」の3つの部門に分かれている。
- 作品時間:1分から60分(エンドクレジット含む)
- 制作条件:2023年4月1日以降に完成したもので、日本国内で制作されたインディペンデント映画、自主制作映画
- 作品時間:1分から30分(エンドクレジット含む)
- 制作条件:25歳以下の監督(2000年4月1日以降生まれ)による作品で、2023年4月1日以降に完成したもの
- 作品時間:1分から30分(エンドクレジット含む)
- 制作条件:海外(日本以外)で制作された短編映画で、すべての作品に英語字幕が必要
募集期間とグランプリについて
応募は早期エントリーが6月1日から30日まで、レギュラーエントリーは7月1日から31日、レイトエントリーは8月1日から25日まで行われる。入選作品は映画祭で上映され、特に優れた作品にはグランプリが贈られる。最優秀作品には賞金10万円とトロフィーが授与されるため、出品者にとっては大きなステータスとなるだろう。
詳しい応募要項や最新情報については、公式ウェブサイト(https://kobe-filmfes.com/)を確認してほしい。若手映画制作者が新たな作品を生み出すきっかけを提供するこの映画祭に、ぜひ注目してもらいたい。
この機会を通じて、インディペンデント映画の魅力を再発見し、多くのクリエイターたちが新しい表現に挑戦することを期待している。