熊本マスターズジャパン2025、学生がデザインしたTシャツを発表

熊本マスターズジャパン2025に向けた新たな挑戦

近年、バドミントンへの関心が高まっている中、2025年11月11日から16日まで開催される国際大会「熊本マスターズジャパン2025」の準備が進んでいます。この大会の魅力をさらに引き立てるため、福岡麻生建築＆デザイン専門学校の学生たちがデザインしたオリジナルTシャツの発表が行われました。

学生の思いを込めたデザイン

2025年7月28日、熊本で行われた第1回BWF Super500熊本大会推進協議会にて、麻生建築＆デザイン専門学校から選ばれた2名の学生が、デザインしたTシャツを披露しました。学生たちは、バドミントンの楽しさや爽快感を伝えるために独自のデザイン表現を用い、自らの考えを堂々と発表しました。

「バドミントンの面白さや爽やかさを伝えるために、ペンキがはじけるデザインで制作しました」と語るのは、南筑高校出身のMさん。一方、「GO!GO!という文字を全面に出すことでバドミントンを盛り上げたい」と語るのは、都城東高校出身のNさん。学生たちの思いや情熱が詰まったデザインは、多くの観客を魅了しました。

サプライズプレゼント

Tシャツの発表後、知事やバドミントン協会関係者、さらには元オリンピック日本代表に就任した陣内貴美子さんらに対して、このデザインTシャツがサプライズでプレゼントされ、その場で着用しての記念撮影が行われました。この瞬間は、学生たちにとっても感慨深い経験となったようです。

デザインの背後にある実践的な学び

麻生建築＆デザイン専門学校では、学生が実際のプロジェクトを通じてデザインの現場を経験する機会が豊富に提供されています。今回のプロジェクトは、学生たちにとって「作る」だけでなく「選ばれる」デザインとは何かを考える貴重な経験となりました。実際に販売されるTシャツを手がけることで、デザインの世界観やブランドイメージを理解し、表現力を高めることに成功しました。

また、2025年9月1日から再春館バドミントン部のECサイトにて一般販売される予定であり、大会当日にも会場での販売が行われます。これにより、より多くの人たちに学生デザインのTシャツが届くことを目指しています。

学校の教育理念と今後の展望

麻生専門学校グループは、1939年の設立以来、福岡県内で多くの学生を育成してきました。特に、実社会に必要なスキルや姿勢を育む教育を重視しており、今回のような企業や地域との連携を通じて、学生たちにはデザインだけでなく、伝える力や受け取る力を身につけるチャンスが与えられています。

今後も麻生専門学校では、学生がプロの現場に近い環境で学ぶことができるよう、より一層の教育の充実を図っていくことでしょう。ぜひ、多くの人に新しいデザインTシャツを手に取っていただき、バドミントンの魅力を一緒に広げていけることを期待しています。

詳細については、熊本マスターズジャパン公式ウェブサイトや、再春館バドミントン部公式オンラインショップをご覧ください。