ファイテン「健光浴®」が休息の質を高める!日中仮眠実験で効果を実証
近年、企業でも導入が進んでいる「パワーナップ」は、日中の集中力維持に効果的であることが知られています。しかし、仮眠の質を高めるためには、適切な環境や方法が重要です。
ファイテン株式会社は、自費リハビリ最大手の「脳梗塞リハビリセンター」と共同で、光テクノロジー「健光浴®」が日中仮眠の質に与える影響を検証する実験を行いました。
実験では、健光浴®ドームと外見が同じプラセボドームを被験者に照射し、脳波や心拍変動を測定しました。その結果、健光浴®を照射したグループでは、リラックス状態を示す脳波のα波・θ波成分が高まり、緊張状態を示すβ波成分が抑制される傾向が見られました。また、自律神経のバランスを示す指標であるLF/HF比も低下し、リラックス効果が確認されました。
この実験結果から、健光浴®は日中仮眠時の休息の質を高め、より効果的なパワーナップを実現する可能性が示唆されました。
ファイテン「健光浴®」とは?
ファイテンの「健光浴®」は、独自の素材「メタックスカーボンセラミック」を配合したシリコーンや樹脂などに光をあてることで放射される光のことです。
メタックスカーボンセラミックは、ファイテン独自の技術「メタックス」で水溶化された金属を、特殊な粘土と混ぜて焼き上げたセラミックにカーボンテック処理を施し、粉砕したものです。この素材は、シリコーンなどの素材にも配合することができます。
「健光浴®」は、医療の現場やアスリートのケアにも使用されており、筋肉をほぐし、リラックスさせる効果が期待されています。
実験の詳細
目的: ファイテンの光テクノロジー「健光浴®」が生体に及ぼす影響を2つの方法で明確にする
調査主体: ファイテン株式会社
調査実施機関: 脳梗塞リハビリセンター
方法: 実地調査
対象者: 25~65歳の男性、本調査の説明を理解して実行できると考えられた者
サンプルサイズ: n=10
実施時期: 2024年7月1日(月)~ 3日(水)
測定方法:
脳波計(muse社製 muse S)
ホルター心電図(スズケン社製 Cardy 303 pico+)
解析方法:
対応のあるt検定(有意水準5%未満)
介入内容:
健光浴®ドームまたはプラセボドームを腰背部に15分間照射
照射の前後と間に5分間の歩行を実施
データ解析:
脳波: α波、β波、θ波のパワー含有率分布を比較
* ホルター心電図: LF/HF比を比較
専門家コメント
鶴埜益巳氏(脳梗塞リハビリセンター理学療法士/東京有明医療大学非常勤講師)
「今回の検証では、健光浴®が日中仮眠時の休息の質を高める効果が確認されました。Power Napだけでなく、夜間の睡眠や休息など、様々な場面で活用できる可能性があります。 」
まとめ
ファイテンの「健光浴®」は、日中仮眠時の休息の質を高める効果が期待できることが、今回の実験で明らかになりました。今後、更なる研究や検証を進めることで、より多くの場面で活用されることが期待されます。