日本のマンガを世界へ!翻訳者育成プロジェクト「HOLA, MANGA!」
現在、世界のマンガ市場では日本の作品に対する需要が急増しています。特にスペインや中南米地域では、その人気が爆発的に高まっています。しかし、日本語からスペイン語への翻訳者が不足しており、この需要に応じられない状況が続いています。そこで、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が、文化庁の補助金を活用した「HOLA, MANGA! 日本語からスペイン語へのマンガ翻訳者育成プロジェクト」を始動しました。
プロジェクト概要
このプロジェクトは、約3年間をかけてスペイン語圏の潜在的な翻訳者を育成することを目的としています。具体的には、毎年20名、3年間で合計60名の翻訳者を育成する予定です。育成プログラムは、座学や実務演習、日本への滞在型研修など、多彩なアプローチを取り入れています。これにより、新たな「実践型マンガ翻訳スペシャリスト」を目指します。
スケジュールとプログラム内容
プロジェクトは令和8年から始まり、具体的なスケジュールは以下の通りです。
- - 第1サイクル:令和8年7月~9年7月
- - 第2サイクル:令和9年8月~10年7月
- - 第3サイクル:令和10年8月~11年3月
育成内容としては、次の3つのプログラムが設けられています:
1.
OFF-JT座学プログラム:オンライン講義で翻訳理論や著作権知識を徹底的に学びます。
2.
日本滞在レジデンシープログラム:石川県羽咋市での1か月滞在を通じて、日本文化を直接体験しながら翻訳スキルを磨きます。
3.
ON-JT実習プログラム:実際のマンガ作品を用いた翻訳実務演習を行い、プロ翻訳者からの指導を受けます。
期待される効果と目標
このプロジェクトを通じて、日本のマンガを文化的文脈を損なうことなくスペイン語圏に届けるための強固な基盤を築くことを目指します。また、スペイン語圏で日本マンガの流通を促進することで、質と量の両方において市場拡大を図ります。更には、日本のコンテンツ(IP)のグローバル展開に向けた支援も行っていきます。
募集要項
初年度の募集は、令和8年7月28日から9月21日まで行われます。条件は、適切な日本語能力とスペイン語能力を持つ潜在的な翻訳者を対象としています。選出された方々には、2023年10月上旬から育成プログラムが開始されます。
最新の情報や応募詳細は、
募集ウェブサイトをご覧ください。
全てのクリエイターが、日本の魅力を世界に発信できる日が来ることを願っています。このプロジェクトへの参加を通じて、多くの人々が日本のマンガに新たな命を吹き込むことを期待しています。