Esportsサービスの新展開
2019-03-19 10:00:47
慶大生が手がけるEsports向けサービス、資金調達を実施し更なる成長へ
慶應義塾大学の学生たちが設立したスタートアップ、Crosshare株式会社が進めるEsports向けのウェブサービス「e-mode」が注目を集めています。2018年12月21日、CrosshareはNOWとインキュベイトファンドから第三者割当増資によるシードラウンドでの資金調達を行いました。この資金調達を通じて、彼らはさらに開発と運営体制を強化し、今後の成長に繋げようとしています。
「e-mode」は、Esportsの人気ゲームタイトルをプレイするユーザーが仲間を見つけやすくすることを目的としたサービスです。プロ選手だけでなく、一般のライトゲーマーにも利用しやすい設計を目指しています。2022年現在、日本国内でのEsports市場は急成長を遂げており、Crosshareの取り組みはその波に乗る形となります。
Crosshareの代表取締役である荒木稜介氏は、日本のEsportsシーンに対する強い情熱を持っています。彼がゲームに対する興味を抱いたのは、小学4年生の時にアメリカでの生活を通じて海外のEsports文化に触れたことに始まります。この経験をきっかけに、彼は日本におけるEsports文化の浸透を目指そうと決意しました。荒木氏は、Esportsのプレイヤー同士が交流しやすくなることで、国内のプロシーンのレベル向上に貢献できると考えています。
また、.esportsを盛り上げるために、Crosshareは「Esportsの会」というオンラインコミュニティも共同設立しました。このコミュニティは、業界の関係者や若年層が集い、情報を共有し合う場を提供となり、現在5000人以上のメンバーが参加しています。このような動きは、今後のエンターテイメント産業に新たな活力をもたらすことが期待されます。
一方で、投資家たちもCrosshareの今後の成長を高く評価しており、特に若手起業家たちによる風通しの良いアイディアや視点が、Esports業界において新たな可能性を切り開くと期待されています。今回の資金調達を通じて、Crosshareは「e-mode」の開発を進めつつ、今後のビジョンを明確にしていく予定です。日本におけるEsportsの発展に寄与する新たな取り組みが、どのように展開されていくのか、要注目です。
Crosshareは、東京都港区に拠点を置き、2018年11月に設立されました。同社はEsportsを中心としたプラットフォーム事業を展開しており、公式ウェブサイトやSNSを通じて最新情報を発信しています。彼らの挑戦が成功を収め、日本のEsportsシーンにどのような影響を与えるのか、今後も目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
Crosshare株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂1ー12ー32アーク森ビル3階
- 電話番号
-
080-2532-7284