東南アジアと日本の高校生による共同アート展示イベント
2026年1月12日、インドネシア・ジャカルタのASEAN事務局にて、「日ASEAN青少年平和交流・対話事業(AJPAP2025)」の成果報告とアート作品の贈呈式が行われます。この事業は国際交流基金(JF)がASEAN事務局の協力の下で実施し、日本と東南アジアの高校生が平和について語り合うプログラムです。
このプログラムは、戦後80年を迎えた日本において、平和についての意識を高めることを目的としています。初回のAJPAP2025には、インドネシア、フィリピン、ベトナムと日本の広島から12人の高校生が参加。彼らは共同でアートを制作し、様々な視点から平和を探求する機会が提供されました。特に、広島でのフィールドプログラムや専門家によるワークショップを通じて、メンバーは多様な価値観を理解し合いました。
最終日の共同制作では、世界各地から送られた折り鶴を使用し、参加者は自身が描く平和のイメージを持ち寄りました。その結果、生まれたアート作品は、このイベントでASEAN事務局に寄贈され、後に事務局のロビーに展示される予定です。
イベントのハイブリッド形式
この贈呈式は対面とオンラインでハイブリッド形式で行われるため、多くの関係者が参加できる環境が整っています。4か国の高校生、引率教員、主催関係者および協力団体が出席し、互いの教育や文化についての思いを共有します。
主なプログラムの内容には、AJPAP2025での学びや経験を報告するセッションや、共同制作アート作品の発表があります。作品のタイトルやコンセプトが披露され、ASEAN事務局への作品贈呈が行われます。
次世代共創パートナーシップ
国際交流基金は今後10年間、ASEAN地域を中心に日本語教育や文化芸術、日本研究を通じた人的交流プロジェクト「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」を展開します。このプロジェクトは文化の交流を通じて、アジアの若者たちと日本の信頼関係を強化し、未来の人材育成を目指しています。
終わりに
AJPAP2025は、単なるアート制作の枠を超えて、平和に対する理解を深め、多文化共生の必要性を訴える重要な機会となりました。これからも日本と東南アジアの高校生の交流が、新たな対話を生み出し、平和構築に貢献していくことを期待しています。