新しいリユース容器シェアリングサービスの始まり
2025年1月21日(火)より、象印マホービン株式会社はリユース容器を利用したシェアリングサービスの実証実験を本格スタートします。この取り組みは、飲食店での使い捨て容器をリユース容器に変えることで、プラスチックや紙製品の消費を削減することを目的としています。
このサービスでは、ユーザーはドリンクをテイクアウトで注文する際にリユース容器を選択でき、環境保護に貢献しつつ、実証実験期間中の特典として飲料商品の割引が受けられます。また、使用後のリユース容器は店舗内の専用ボックスや店外に設置された回収ボックスに返却可能です。運搬員がこれらの回収ボックスから容器を回収し、店舗に持ち帰った後は衛生基準に従って洗浄され、再び利用される流れです。
象印マホービンは、これまでもマイボトルの利用促進活動を行ってきましたが、マイボトルを使わない人が日常生活でリユース容器を利用しやすい環境をつくり、「使い捨てない暮らし」を実現することを目指しています。
この取り組みは、大阪府の「リユースカップシェアリングサービス実証事業」としても認められており、大阪府や参加店舗との連携のもと、循環型社会の実現へ向けた新たな試みとなります。
実施店舗と期間
具体的な実施店舗として、
- - シアトルズベストコーヒー 淀屋橋住友ビル店(大阪市中央区北浜4丁目7−28、2024年12月23日開始)
- - ホリーズカフェ ATC南港店(大阪市住之江区南港北2-1-10、2025年1月21日開始)
があります。これらのモデル店舗では、テストマーケティングが行われ、後に参加店舗が追加される予定です。
使用するリユース容器
本サービスで使用されるリユース容器には、以下の2種類があります。
1.
プラスチックカップ:100%リサイクル可能なポリプロピレン素材で、軽量かつ耐衝撃性に優れています。
2.
ステンレスキャリータンブラー:保温・保冷力が高く、飲み物の温度を長時間保持します。
利用手順
サービスの利用は簡単です。テイクアウト時にリユース容器を選択し、QRコードを使ってアプリを使います。アプリ内でリユースボタンを押し、スタッフにスマホで提示することで容器を受け取ります。利用後は、指定の場所へ期限内に返却します。返却もアプリのボタンでスムーズに行えます。
参加店舗募集
現在、本実証実験に参加していただける店舗を随時募集しています。使い捨て容器からリユース容器への移行を推進するための支援を行っていますので、興味がある方はぜひお問い合わせください。
象印のビジョン
象印マホービンは、使い捨てない未来を目指し、持続可能なライフスタイルを提供しています。私たちは、豊かな生活と持続可能性を両立させるために日々新しい挑戦を続けています。これからも、リユース容器の利用を促進し、皆様とともに「使い捨てない暮らし」を実現していきたいと考えています。