株式会社プロフィナンス、Vividirの進化を促進
株式会社プロフィナンスは、慶應義塾大学の准教授であり、経営学者の岩尾俊兵氏を経営DXプラットフォーム「Vividir」のアドバイザーとして迎えることを発表しました。この新たな提携は、企業の経営における変革をさらに推進するものです。
岩尾俊兵氏とは
岩尾氏は、東京大学で初の経営学博士号を取得し、企業革新や両利き経営の理論を実践と融合させるパイオニアです。彼の著作は多岐にわたり、「世界は経営でできている」(講談社現代新書)や「経営教育:人生を変える経営学の道具立て」(角川新書)など、分かりやすく実践的な経営理論を広めてきました。
また、2024年11月から2025年7月まで、THE WHY HOW DO COMPANY の社長として、「企業再“成”プラットフォーム」の構築にも取り組んでおり、日本企業が持続可能な成長を遂げるための道筋を示しています。
アドバイザー就任の背景
岩尾氏の就任目的には、以下のような狙いがあります。
1.
理論と実践の融合:彼が提唱する「価値創造の民主化」や「経営教育の工具としての実務志向」がVividirの理念に合致しています。
2.
現場主義経営の実現:自動車工場におけるボトムアップの改革思想が、Vividirのユーザー体験設計に直接反映されると期待されています。
3.
組織変革と教育カリキュラムの開発:企業での全社モデルの再構築経験が、会社の研修プログラムおよびVividirの価値向上に寄与すると期待されています。
岩尾氏は、「Vividirは現場から経営を可視化し、経営教育のプラットフォームになるポテンシャルを持つ」と語り、共に価値創造を実現していきたいと意気込みを見せています。
企業間の連携強化
岩尾氏のアドバイザー就任と同時に、株式会社プロフィナンスの木村義弘がTHE WHY HOW DO COMPANYのCEO補佐に就任し、経営支援体制を強化することが発表されました。
この経営レベルでの人材交流を通じて、両社は日本企業の経営DX推進へと更なる一歩を踏み出すことを目指します。業務提携を通じて築かれた関係を一層強化し、新しいイノベーションの創出を図ることが期待されています。
Vividirについて
Vividirは、経営者や事業責任者が事業計画・予実管理・KPI・シナリオ分析を一体的に行えるプラットフォームです。AIによる財務の自動生成や、社内外の意思決定を加速させるための機能が満載で、経営者の思考を強力にサポートします。Vividirは、単なるツールにとどまらず、事業の成長を実現するためのシナリオシミュレーターとして機能します。
株式会社プロフィナンスの概要
- - 社名:株式会社プロフィナンス
- - 設立:2018年2月
- - 代表者:木村義弘
- - 事業内容:経営DXプラットフォーム「Vividir」の開発・提供、経営コンサルティング、M&A、新規事業支援、企業研修など。