地域の健康を未来へ導く「コミュニティナース」とは
「コミュニティナース」は、地域住民の健康を支援し、コミュニティの活性化を図る新しい形の医療支援となります。この度、Community Nurse Company(CNC)とPwCコンサルティング合同会社が協業を開始し、全国規模での「コミュニティナース」の育成と普及を目指すことになりました。
協業の背景
CNCは、地域医療の崩壊や社会保障費の増大といった現代の課題に直面しています。そこで「コミュニティナース」の役割を通じて、健康で幸せなコミュニティを創造することを目指しています。PwCの理念である「社会における信頼を構築し重要課題を解決する」が両社の目的に合致し、協力することになりました。
両社のビジョン
CNCとPwCは、組織の強みを活かして、健康で幸せな人々があふれる地域社会を作り出すことを考えています。具体的には、住民同士が互いに助け合うことで、より大きなポジティブな影響を社会に及ぼすことを目指します。
取り組みの具体策
協業は2023年12月1日から始まり、PwCからの社員がCNCに加わります。その目的は、コミュニティナースの活動範囲を広げることや、経済基盤を整えること、さらにはその意義を広めるための施策を講じることです。また、企業や自治体との連携を強化することで、コミュニティナースの存在を日常に根付かせることが狙いです。
社会課題へのアプローチ
PwCは、都市化や気候変動といった環境課題に対処しつつ、社会的責任を果たすことを企業の存在意義としています。これにより、企業が生き残り、成長するためには、社会課題をイノベーションの触媒として活用することが重要だと考えています。これに対し、CNCからの「社会を良くしよう」という提案に対して、PwCは即座に共感を示しました。
今後の展望
今後、CNCはさらなるコミュニティナースの発掘や育成モデルを確立し、2022年度までに3万人のコミュニティナースを輩出することを目指しています。この取り組みが、地域住民利用者の皆さんに大きな幸福と元気を生み出すことにつながると確信しています。
会社情報
Community Nurse Company
所在地:島根県雲南市木次町里方422番地
代表取締役:矢田明子
設立年:2017年3月31日
公式サイトはこちら
PwCコンサルティング合同会社
所在地:東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング
代表執行役:足立晋
設立年:1983年
公式サイトはこちら
この協業は、地域医療に新しい息吹をもたらし、全国各地で健康で幸せな社会を実現するための一歩となるでしょう。