魅力的なデジタルアートの祭典!
2024年9月25日、株式会社玄光社が新たに刊行した『印刷・支持体・額装 デジタルイラスト展 ハンドブック』が注目を浴びています。この書籍は、初めてデジタルイラスト展を開催したいと考えている方々に向けた貴重な資料であり、実践的な情報が満載です。イラスト展示の基本や準備すべきこと、期間や予算に関するアドバイスなど、初心者でも理解しやすい内容となっています。
フェアの詳細
本書の発売を記念して、ジュンク堂書店池袋本店にて2024年10月19日(土)から11月4日(月・祝)まで特別展が開催されます。このフェアでは、さまざまな手法で印刷・加工されたデジタルイラストの魅力を直接見て触れることができ、展示作品の一部は受注販売も行われます。会場は9階のギャラリーで、多彩な作品が訪れる人々を楽しませることでしょう。
会場には以下のような著名な作家の作品が展示されます(敬称略):
- - 儀式
- - 吟
- - げみ
- - Kou
- - jonsun など
書籍のポイント
『印刷・支持体・額装 デジタルイラスト展 ハンドブック』には、厳選された50点以上の生き生きとしたイラスト作品が掲載されています。それぞれの作品は多様な方法で印刷・加工され、その技術やアイデアは非常に参考になります。特に、著名な作家たちが手掛けた作品は、それぞれ異なるスタイルを持ち、それぞれの技術が織りなすアートとして、訪れる人々の心をつかむことでしょう。
特徴的な作品
例えば、実際に日本画の岩絵具の質感を忠実に再現したげみさんの作品や、星のスパンコールを使用した寺田てらさんのポップなアート、着物のイラストを実際の刺繍で表現した藤ちょこさんの作品は、どれも観客の目を見張るものになっています。さらには、箔押し加工によって殻や膜を表現したろるあさんの作品や、額全体をメイクパレットに見立てた青十紅さんの独創的なアイデアも光ります。
特別なインタビューと対談
本書には、デジタルイラスト展を支えるFLATLABOやpixiv WAEN GALLERYへのインタビューが収録されています。また、巻末にはSSS by applibotの米山舞さんとPALOW.さんとの特別対談も収められ、デジタルイラストの未来についての貴重な視点を得られます。これから展示会を考えているイラストレーターやギャラリー、イベント主催者にとって、非常に役立つ情報源となることでしょう。
著者プロフィール
本書の著者である宮本祐輔さんは、京都市立芸術大学を卒業後、クリエイティブディレクターとして多岐にわたるプロジェクトに携わっています。イラストやゲーム、VTuberに特化した企画やアートディレクションを手掛けています。彼の経験は本書の内容に如実に反映されており、デジタルイラストの展示企画に関する知見が詰まっています。
この機会にぜひ、池袋での特別展示フェアに足を運び、魅力的なデジタルアートの世界を体感してください。デジタルイラスト展の新たな可能性を感じることができるでしょう。