新ユニット「KUON」が世界を魅了する
2014年に解散した伝説的バンド「THE BOOM」のギタリスト小林孝至と、沖縄の古典民謡歌手よなは徹によって結成されたユニット「KUON」。彼らの1stアルバム「9Strings」が2023年7月12日(水)より配信されることが発表され、音楽ファンの間で大きな話題となっています。
結成のきっかけ
「KUON」の活動は、コロナ禍に行われた沖縄でのライブ配信番組での共演をきっかけに始まりました。エレキギターと三線の動的な組み合わせが生まれ、「KUON」という名前も、エレキギターの6本弦に対し三線の3本弦から導き出されたものです。この新しいユニットは2023年から本格的に活動をスタートし、5月には代々木公園の沖縄Fes.に出演、観客を歓喜させました。
「9Strings」という作品
新アルバム「9Strings」では、特に注目すべきトラックとして、1曲目にクリスチャンの名曲「Amazing Grace」のカバーが収録されています。この楽曲では、三線のメロディがエレクトリックピアノの泡のような音色と重なり、和の雰囲気に新たなエッセンスが加わっており、聴き手を魅了します。また、アルバムには小林孝至が書き下ろした新曲2曲を含む全5曲が収められています。人気シングル「Amadori」と「Sango」も収録され、幅広い音楽性が表現されています。
アーティストの思い
小林孝至は、「コロナが始まったとき、沖縄への移住を考えていたことがあった」と語り、徹との運命的な出会いが音楽のアイデアを生み出したと振り返ります。一方、よなは徹は、幼少期からTHE BOOMのファンであり、共演することになったことに驚いている様子です。彼は、コロナ禍が収束に向かう中、国際的な演奏活動にも意欲を燃やしています。
音楽の力
沖縄で活動中の知念だしんいちろう氏も「KUON」の音楽についてコメントを寄せています。彼によれば、収録曲は聴く者の心に寄り添う力を持ち、疲れた心を癒すだけでなく、未来への希望も与えてくれます。KUONの音楽は、聴く人にとって特別な体験となるでしょう。
今後の展望
「KUON」は三線とエレキギターを組み合わせた独自の音楽スタイルを武器に、今後の活動に期待が寄せられています。沖縄から東京、そして世界へと発信される彼らの音楽が、どのように進化していくのか楽しみです。今後の活動予定やリリース情報については、公式サイトやSNSで確認できます。これからの「KUON」の活躍に目が離せません!
参考リンク
このユニットが作り上げる音楽は、未来の世代に受け継がれていくことでしょう。