岐阜県関市で開催される金属アートの祭典「関メタルアート展2021」

岐阜県関市での金属アートの祭典

岐阜県関市で開催される「関メタルアート展2021」は、日本の金属を用いたアート作品を紹介する重要なイベントです。関市は刃物のまちとして知られており、この展示会は当地の文化や技術の魅力を全国に発信するために始まりました。2021年で第7回目を迎え、地域のクリエイティブな才能が集まる場となっています。

新型コロナウイルス対策と新たな試み

今年の展覧会は、新型コロナウイルスの影響により、さまざまな制約の中で開催されます。しかし、この状況を逆手に取り、新しい試みとして関市の新名所「せきてらす」での対面展示に加え、インスタグラムを利用したオンライン展示も行います。これにより、より多くの人々が金属アートを楽しむことができるようになります。

作品の応募について

参加希望者は、2021年9月17日までに作品を応募する必要があります。応募資格は特に制限はなく、プロやアマチュア、国籍や年齢も問わないため、さまざまな背景を持つアーティストたちの作品が集まることが期待されます。作品の素材は70％以上が金属でなければならず、サイズは幅90cm、奥行90cm、高さ150cm以内で、転倒や破損の危険がないことが求められます。

提供される賞

出展作品は、一般部門、ジュニア部門、インスタグラム部門の三つの部門に分類され、各部門ごとに入賞作品が選ばれます。一般・ジュニア部門では、10月17日に審査委員による審査と来場者の人気投票によって受賞者を決定します。インスタグラム部門の受賞者は10月23日に発表され、いいね数によって選ばれます。これにより、来場者やSNSのユーザーが作品に対する評価を表現できる機会になります。

催事の詳細と関係者の取り組み

「関メタルアート展2021」は、10月16日と17日の日程で開催され、会場は「せきてらす」となります。また、関市商業科の生徒と協力し、全国へ金属アートを広めるためのクラウドファンディングの取り組みも進行中です。クラウドファンディングは9月にスタートし、学生たちがこのプロジェクトを通して学びながら地域のアートを支援する姿勢が育まれます。