UNILLOYの魅力
2020-02-13 11:01:03

燕三条の町工場生まれの軽量鋳物製フライパン「UNILLOY」の魅力とは

新潟県三条市で、町工場が生んだ新たなキッチンウェアが注目を集めています。その名も「UNILLOYフライパン」。独自の薄肉技術を駆使し、従来の重厚な鋳物フライパンとは一線を画した軽やかさが特徴です。この製品の開発に携わったのは株式会社三条特殊鋳工所。彼らは、クラウドファンディングによって目標額の50倍にも上る資金を集め、2020年2月より販売を開始しました。

暗い印象を与えがちな鋳物製フライパンですが、「UNILLOY」はその概念を一新します。一般的な鋳物製フライパンは4~5mmの厚さがあり、重量が重く感じるため、購入を控える方も少なくありません。しかし、「UNILLOYフライパン」は2〜2.5mmという最適な薄さを実現。重量も約半分となり、これにより鋳物の持つ優れた熱伝導性と蓄熱性をそのまま保ちながら、扱いやすい製品に仕上がりました。

さらに、見た目にもこだわります。本製品のデザインは、数々の調理器具を手掛けた山田耕民氏によるもの。シンプルでありながら洗練されたデザインに仕上がっており、キッチンに華を添える存在となっています。使いやすさも考慮されており、熱元から離れた位置に取っ手を設置することで、安全に使える設計。接合金具を使用せず、一体成型を採用しているため、清潔さを保ちやすいのも特長です。

「UNILLOY」シリーズは、シンプルに優れた機能を持ちながら、デザイン性をも兼ね備えたクオリティの高い製品です。同様のコンセプトで展開する「UNILLOY鋳物ホーロー鍋」は、ドイツの「レッド・ドット・プロダクトデザイン賞」ではベスト・オブ・ザ・ベストに選ばれるなど、国際的に高い評価を受けています。

企業の背景としては、かつては大手企業からの下請けを行っていた三條特殊鋳工所が、自らの手で「世界一のモノ」を生み出そうという情熱から独自のブランド「UNILLOY」を打ち立て、キッチンウェアの開発を開始したということです。2014年には初めてのホーロー鍋を販売し、今やそのユニークな商品展開は多くのファンを獲得しています。

もし新しいフライパンを探しているなら、ぜひこの「UNILLOYフライパン」を手に取ってみてはいかがでしょうか。軽量で熱伝導に優れた特性を持ちデザイン性も高いこのフライパンは、きっとあなたの料理時間をより良いものにしてくれることでしょう。

【会社情報】
株式会社三条特殊鋳工所は新潟県三条市に本社を構え、代表取締役は内山照嘉氏です。彼らのモットーは「誰からも愛される、世界一のモノを創り、たくさんの笑顔を創造する」こと。今後も新しい挑戦が楽しみですね。

会社情報

会社名
株式会社 三条特殊鋳工所
住所
新潟県三条市福島新田丁642
電話番号
0256-45-3155

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