70代からの新しい挑戦!地野八右衛門が贈る京都の旬野菜
京都市山科区に位置する地野八右衛門は、400年以上の歴史を持つ老舗農家です。この地域は、浄土真宗の中興の祖と言われる蓮如上人によって造営された山科本願寺の跡地にあり、肥沃な土壌に恵まれた自然豊かな土地です。地野八右衛門の14代目、地野孝さんは、70代からの新たな挑戦としてオンラインストアを立ち上げました。この取り組みは、農業の未来を考え、記憶に残る味わいとともに旬の野菜を届けることを目的としています。
農業と歴史の交差点
地野八右衛門の農地は、数世代にわたり農業を営んできた場所であり、毎年様々な農作物が育まれています。周囲の風景が変わっても、土の感触や季節の移ろいは変わりません。地野氏は、祖先からの教えである「日常を丁寧に生きること、いつも感謝すること」を胸に、日々土との対話をしながら作物を育てています。
特に「真っ直ぐな胡瓜」を育てる努力をしてきた地野氏ですが、最近では「曲がった野菜の方が美味しいのかもしれない」という新たな視点に気づきました。これは、家庭で作るお漬物に使う際、曲がっている方が味わい深いという実体験からも来ています。このように、地野家の日々の食卓に並ぶ愛情ある野菜を皆さんにも味わっていただき、京都の文化を感じてほしいと考えています。
オンラインストアの開設
京都の地価が上昇し続ける中で、農業従事者の収入は限られ、農業用地も減少しています。地野八右衛門は、この現状に危機感を持ち、1軒でも農家を残すために小さな取り組みから始めることに決めました。オンラインストアの開設は、その一環としての第一歩です。
このストアでは、毎月旬のお野菜を詰め合わせて定期的にお届けします。例えば、夏野菜は多様な種類が揃い、お客様の手元に新鮮な野菜が届けられます。配送時期も、初回発送は申し込み日から5日以内と迅速です。対象の野菜は、お客様の期待に応じて変動し、約3〜10種類。セット内容により、2,980円(税込、送料込)で提供しています。
地域と共に成長する農家
地野八右衛門は、若い世代にも農業への参加を促す考えを持っています。70代から新しい形で農家を継続する姿勢は、他のシニア世代にも勇気を与えるでしょう。「農業を通じて人々とつながり、地域と共に成長したい」という地野氏の思いは、多くの人に受け入れられています。
最後に、地野八右衛門の日々の恵みをぜひ皆さんも体験してみてください。この豊かな自然とその中で育まれた野菜が、あなたの日常に笑顔をもたらしてくれることでしょう。オンラインストアは
こちらからアクセスできます。
事業者概要
- - 事業者名:地野八右衛門日々の恵み野菜販売所
- - 代表者:地野孝
- - 所在地:〒607-8352 京都府京都市山科区西野岸ノ下町60番地
- - URL: 地野八右衛門オフィシャルサイト