わらび座ミュージカル「ゴホン!といえば」が全国ツアーをスタート
2022年に初演されたわらび座のミュージカル「ゴホン!といえば」が、全国6都市での公演を開催することが決定しました。この作品は、江戸時代の秋田藩における生薬の製造からヒントを得ており、今日でも愛される「龍角散」の誕生秘話を描いています。コロナ禍の中で初演を行い、2万人以上の観客を集めるほどの大成功を収めたこのミュージカルは、感動的な医師家族の物語として多くの支持を得ています。
公演情報
「ゴホン!といえば」は、札幌、山形、仙台、東京、大阪、福岡の6都市で行われます。特に仙台や東京の公演では、高校の吹奏楽部による生演奏が行われるという特別な演出が予定されています。
物語の背景
物語は、江戸時代の秋田六郷を舞台に、若き医師・藤井玄信の成長を描いています。彼は、蘭学を学ぶための遊学を夢見ますが、父であり藩の御典医である玄淵に阻まれます。しかし、反発しながらも彼は医術の本質を理解し始め、藩の秘伝薬を改良することを決意します。その物語が「龍角散」の誕生へとつながり、生命を守るための努力が生まれる様子が感動的に描かれています。
この物語は、史実に基づいたフィクションであり、観客に深い共感と感動を与えることでしょう。
吹奏楽の生演奏
仙台公演では聖ウルスラ学院英智高等学校吹奏楽部、東京公演では国本女子高等学校吹奏楽部が出演します。彼らの息の合った演奏が、物語をさらに豊かに彩ります。日本有数の演奏力を持つ彼らの演奏にぜひご期待ください。
お子様対象の特典
公演ごとに小学生から18歳以下のお子様を無料で招待する特典があります。保護者が同伴する場合、半額でチケットを手に入れることができます。この機会にぜひお子様と一緒に感動の時間をお過ごしください。
劇団わらび座について
わらび座は、1951年に創立された劇団で「人の生きる糧になる芸術の創造」を理念に掲げて活動しています。秋田県をベースに、年間約500回の公演を行い、海外でも多数の公演実績を持っています。最近の作品には、民謡を取り入れたものや、手塚治虫原作のミュージカルなど,多種多様な表現を通じて現代の心を描いています。
この機会に「ゴホン!といえば」を観に行き、感動のひとときを共有してみてはいかがでしょうか。