LAB021とSK海運の提携
2026-01-19 17:57:25
環境規制に応じた船舶性能分析の新たな一歩、LAB021とSK海運の提携
LAB021とSK海運、船舶性能分析新協約を締結
2026年1月19日、船舶デジタルソリューションを提供するLAB021は、SK海運との間で船舶環境規制対応と性能分析を高度化するための協約を締結しました。この提携は、急速に変化する環境規制に適応しようとする船舶業界のニーズに応えたものであり、特に燃料費の高騰が続く現状では、運航効率の向上やコスト削減が企業運営の重要な課題となっています。
近年、多くの船社が競争力を維持するために、ただの規制遵守を超えて、効率的な運航戦略を求めている中、LAB021はDG(Dual Fuel)エンジンやツインシャフト推進方式のように複雑な船舶性能分析を可能にする新たなシステム、VESSELLINKを展開しています。
VESSELLINKの革新と強み
VESSELLINKは、LNG船、LPG船、そして大型タンカーなど、さまざまな船型と推進システムの特徴を反映した性能分析を行う仕組みです。特に、DFエンジンを搭載した船舶では、燃料特性や運航パターンによる性能の変動が大きく、従来の手法では捉えきれなかった複雑さがあります。ツインシャフト船舶も同様に、単一の推進システムに比べて性能比較が難しいとされていました。
この新しいシステムは、運航条件の変化に応じて燃料効率、推進性能、そして航海ごとの性能差を定量的に比較できる機能を持っています。これにより、SK海運はより実践的で信頼性の高い性能分析が可能となり、客観的な業務改善を図ることができるでしょう。また、Fleet単位での性能トレンド管理も実現し、業務の効率化を一層進めることが期待されています。
グローバル市場への展開
LAB021は、今回の協約を機にシンガポール現地法人「VESSELLINK PTE. LTD.」を設立し、グローバル市場への進出を加速させます。この法人は、多国籍船社やグローバルなShip Managerに向けた営業拠点となり、韓国市場で強化した技術と経験を基盤に海外での事業拡大を目指します。LAB021の関係者は「国内主要船社との協業で実証されたVESSELLINKの技術とノウハウを活かし、異なる地域でのニーズに応えたサービスを展開していく」との見解を示しました。
今後は、韓国とシンガポールを拠点に、アジアの市場を越えてヨーロッパ・中東市場への展開も視野に入れているとのことです。
期待される効果
VESSELLINKは、単なる規制対応に留まらず、船舶運航戦略や意思決定を支援する高度な役割を果たすことが期待されています。これにより、船社が求める性能分析が、単なる数値の提供に応じたものではなく、運航現場で即座に活用できる精密で一貫性のあるデータに基づくものであることの重要性が改めて強調されています。
同社は、既に韓国内の主要船社を中心にサービスを導入されており、環境規制対応と性能分析を一度に実現する優れたソリューションとして位置付けられています。今後の展開が大いに楽しみです。
会社情報
- 会社名
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スターマリン・パブリックリレーションズ株式会社
- 住所
- 電話番号
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