エッジAIと工作機械の未来を切り開く!
2025年7月30日から8月1日の間、東京国際展示場で開催される「COMNEXT2025 AI・IoT WORLD」に、DMG MORI Digital株式会社が出展します。この展示会では、最新のエッジAI技術とその実用的な応用例を紹介し、訪問者に新たな可能性を提示する機会となることでしょう。
エッジAIの革新
DMG MORI Digitalは、特に工作機械に特化したAIソリューションを提供し、これまでに培った技術力を活かして、カメラで撮影しAI処理が可能な小型かつ省電力なDigital E3 Coreシリーズの「エッジAIボード」を初めてお披露目します。このボードは、Embedded, Edge, Extensibleの三つの要素を実現した組込みCPU基板であり、今後の製造業革新に大きく寄与するでしょう。
工作機械の効率化
特に注目すべきは、「切屑堆積のAI解析」によるデモです。これにより、工作機械内で加工中に発生する切りくずの堆積状態をAIが分析し、自動で効率的に切りくずを除去する仕組みを展示します。このシステムは、実運用中のものとして初めて公開されるため、業界関係者の期待が高まっています。
長距離無線との連携
また、双葉電子工業との協力により、エッジAIと長距離無線を組み合わせた広範囲カメラ監視システムのデモも行われます。このシステムでは、エッジAI組込みカメラが、展示ブース内の人数をカウントして表示する仕組みです。これにより、業務の効率化や監視機能の強化が期待されます。
セミナー開催情報
展示会初日、7月30日(水)11時30分からは、開発リーダーによる「組込みエッジAIの産業利用」と題したセミナーも予定されています。この講演では、エッジAIの導入に必要なポイントや、AIとLPWA無線の組み合わせが生むIoTデバイスの可能性について詳しく解説するということで、多くの参加者が見込まれます。
展示会の詳細情報
- - 展示会名: COMNEXT2025 AI・IoT WORLD
- - 会期: 2025年7月30日(水)〜8月1日(金)
- - 会場: 東京国際展示場南館(ブース番号:C10-13)
- - 実演内容: 工作機械向けエッジAIデモ、長距離無線との組み合わせによるエッジAIデモ、基板展示、技術相談などが行われる予定です。
技術パートナーとしての役割
「通信やAIの導入を検討しているが、信頼できる技術パートナーが見つからない」といった声が製造業や社会インフラの最前線から多く寄せられています。DMG MORI Digitalは、技術者や事業責任者に向け、開発視点での支援を行い、PoCから量産レベルの設計・製造受託まで幅広くサポートします。展示ブースでは、担当者による詳細な説明も行われるため、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。
Centeとは
また、DMG MORI Digitalが提供するCenteは、組込みマイコンが搭載された電子制御機器・情報通信機器の開発を支援するミドルウェアブランドです。高度な技術と信頼性を備えたこのミドルウェアは、多くのプロジェクトやライセンスが出荷されており、エッジAI技術の発展に寄与しています。
結論
「COMNEXT2025 AI・IoT WORLD」でのDMG MORI Digitalの出展は、エッジAIと工作機械の未来に光を当てる重要な機会です。この展示会を通じて、新たな技術への関心がさらに高まり、さまざまな産業での導入が進むことが期待されます。